子どもへの虐待防止を訴える「オレンジリボンたすきリレー」が23日、道内で初めて函館市内で開かれる。子どもに接するさまざまな職種の約80人がランナーとして参加。「STOP! 子ども虐待」「子どもに明るい未来を!」と書かれたたすきをつないで、子どもたちを地域全体で守るというメッセージを発信する。
オレンジリボンたすきリレー全国ネットワーク(横浜市)が2007年に啓発イベントとして始め、全国各地に広がっている。函館の実行委は函館中央病院の職員が中心となって組織した。
ランナーは同病院の看護師や医師、事務職員をはじめ、教員や自治体職員、児童福祉に関係する医療ソーシャルワーカーら。取り組みに賛同する企業の社員らも合わせて約80人が参加する。道教育大の学生もボランティアとして運営を支える。
午後1時から同病院内で開会セレモニーを行った後、同2時半にスタート。コースは1区(~千代台公園)、2区(~五稜郭タワー)、3区(五稜郭公園一周)、4区(~函館市総合保健センター)、5区(~同病院)。ランナーがたすきをかけ、のぼりを持って走る。
2区のランナーが到着した後の同3時ごろ、五稜郭公園一の橋広場で市民や観光客に啓発グッズを配る。同4時20分ごろ、同病院内でゴールの予定。
実行委員長を務める同病院の斉藤文小児病棟看護師長(43)は「市民が虐待防止について関心を持つきっかけにしたい。オレンジ色の一団がそばを走るときに応援してほしい」と意気込む。
今回は呼び掛けに応じた人がランナーとして走るが、来年以降は市民にも参加を呼び掛ける計画という。斉藤委員長は「多くの市民を巻き込んで、オレンジリボンの輪を道南地域全体に広げていきたい」と話している。(松宮一郎)



