• 5/30
    函新ウイークリーレビュー
  • 動画ニュース
    松前町 クマ出没に注意
  • 動画ニュース
    豪華客船 函館港若松埠頭に初入港
  • 求人募集
    事務スタッフ、記者

「キハ183系」コンゴ民主共和国で再出発 輸出先が変更

 札幌―函館間の特急「北斗」などとして道内で長く親しまれ、今年4月に老朽化のため引退したJR北海道のキハ183系車両が、アフリカ中部のコンゴ民主共和国の交通公社「オナトラ」に譲渡され、同国の鉄道再建のために活躍することになった。
 輸出を担当したのはウエストコーポレーション(東京、星野輝一郎代表)。同社によると、キハ183系車両7両は9月3日に函館港から船積みされ、アフリカ西部のシエラレオネの鉄道会社に旅立ったが、契約がキャンセルされ、輸出先がコンゴ民主共和国へと変更された。
 同社は、JRや第三セクター会社で廃車となった鉄道車両をミャンマーやタイなどに輸出した実績を持つが、途中で契約と輸出先が変わったケースは今回が初めてという。同社は「シエラレオネ行きを前提に、運転やミャンマー人技術者の現地への派遣などの体制を組み、予備部品も函館港で引き渡した」とした上で「輸出先が変わったため、現地での運転やメンテナンスの体制の構築などは現時点では棚上げになっている」と明かす。
 現地の報道によると、12月13日にコンゴ川の河口にあるマタディ港に到着。車体は同国の国旗をイメージした青地に赤と金の細帯の塗装に変更されており、キハ183系は、今後マタディと首都キンシャサを結ぶ「マタディ・キンシャサ鉄道」で運行される予定という。
 同社は「18日朝に社員がSNSなどインターネット上に掲載されている現地での積み下ろしの画像を確認した。輸送途中のどこで塗り替えられたのかは把握できていない」と困惑していた。
 同鉄道は施設や信号の整備を含め、5億ドル(日本円で約711億円)規模のプロジェクトが進められている。20年には日本政府とコンゴ民主共和国政府間でのODA事業の一環として、北陸重機工業(新潟市)製のディーゼル機関車が納入されている。(市丸和秀)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      きょうの人生指針/誕生月占い
      函館新聞デジタルとは
      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. クイーン・エリザベスが入港 列車四季島と一緒の写真撮影も人気
      2. 知内が延長で北見北斗破る 春季高校野球道大会
      3. 函館市で「海霧」湯川地区の海岸沿いなど包まれる
      4. 函館大手町に新ホテル 三菱地所グループ、27年夏開業
      5. 仏教と菓子文化歴史からひも解く 北海道菓子工業組合支部が60周年記念誌 佐々木名誉教授が執筆
      6. 函館空港のGLAYポップアップショップ、常設店舗に
      7. 倉庫に侵入し発電機盗む 容疑の38歳男逮捕
      8. 高体連全道大会に向け函大有斗高で壮行会
      9. 市函が男女優勝 高体連弓道支部予選
      10. 大会新22の好成績 道南春季陸上大会記録

      函館新聞宅配購読お申込み

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      フォトサービス
      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんバックナンバー
      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      はこしんポスト

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ

      レッツ!就労支援

      誰もが暮らしやすい、生きやすい社会に向けた課題を探ります
      レッツ!就労支援

      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      イベント情報(5月31日)

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト