函館市弁天町の函館どつく(服部誠社長)は25日、同社が所有する「函館どつくレンガ倉庫」を10月にも半分を解体し、地上5階建ての寄宿舎「ドックハウス・アネックスⅢ(仮称)」を建設する計画を明らかにした。現在、同社が倉庫として使用しているが、修理船の乗組員が宿泊する寄宿舎が不足しているため、新しい寄宿舎を建設するという。
レンガ倉庫は同社の敷地内にあり、同社が所有している。計画は入舟漁港側の倉庫の半分を解体して更地にし、建築面積約810平方メートルに鉄筋コンクリート造5階建ての建物を建設する。延べ床面積約3852平方メートルで、約290人が入居可能。
レンガ倉庫の解体は、構内の設備更新工事の一環として10月中にも始める予定。寄宿舎の建物の工事は、早ければ11月から始める。
現在、同社の敷地内には「弁天クラブ」と呼ばれる民間の船舶や海上自衛隊の艦船の修理船の乗組員のための寄宿舎がある。船の修理中に宿泊し、宿泊期間は長い人で1年に及ぶ。新しくできる寄宿舎は、5階をセキュリティーを強化した女性専用のフロアにする。
同社によると、解体される倉庫は全長約100メートル、木造で、外壁に赤レンガが使われており、老朽化が進行。遅くとも同社が昭和初期から資材倉庫として使用しているという。(加納洋人)



