車いすバスケットボールチーム「ハダーズ函館元町ライオンズクラブWBC」(山田行広代表)は、6日からトヨタアリーナ東京で開かれる「天皇杯第51回日本選手権大会」(日本車いすバスケットボール連盟、日本パラスポーツ協会など主催)に2年連続出場する。エースの存在が変わる中、チームは初戦突破を目指し、士気を高めている。
昨年は15年ぶりに出場するも、1回戦で準優勝した埼玉ライオンズに敗退。山田代表は「来年度から天皇杯出場のチーム数や予選が変わる見込みで、本戦出場は厳しさが予想される。今年は1勝したい」と意気込む。
道予選は昨年10月、札幌市で行われ、5チームが出場。ハダーズは逆転で接戦を勝ち抜いた試合もあったが、HAS(HOKKAIDO ADAPTIVE SPORTS)に敗れ3勝1敗となり、北海道第2代表に。山田代表は「HASにはスピードでは負けていなかった。ディフェンスのプレスが弱い場面があったことと、3ポイントシュート決定率が悪かった」と振り返る。
昨年は、U23日本代表の岩田晋作が主将としてチームを引っ張ったが、富山県車椅子バスケットボールクラブへ移籍。今年は岩田の弟、龍馬が主将で、副主将は同日本代表の中沢煌河(函大有斗高1年)が務める。中沢は「天皇杯は日本A代表選手も多くレベルが高いので、試合は楽しみ。代表合宿で行ってきた練習をハダーズに取り入れ、勝てるチームになっている。初戦勝利のチャンスはある」と話す。
1回戦は九州ブロック2位の長崎サンライズと対戦する。中沢副主将は「相手のキーマンをどれだけ止められるか。しっかり抑えディフェンスから攻撃のリズムを作る」と意気込む。山田代表は「インサイドへの確実なボール送りや、早く仕掛けるディフェンスに磨きをかけている。3ポイントシュートの精度を上げていきたい」と話し、悲願の勝利に向かう。(山崎純一)



