道の鈴木直道知事は26日午後2時半から記者会見し、道内の公立小中学校を27日から3月4日まで全校休校とするよう要請することを決定したと明らかにした。道南では、すべての市町が休校する方向。感染者が確認された自治体などでは休校期間を延長する動きもある。道内の自治体の中には休校しない動きもある。
鈴木知事は国立感染症研究所のメンバーなどと相談し、知事自身が決断したと述べた。休校明けの3月5日を道独自の「感染症予防の日」(仮称)として、ウイルスへの正しい理解や偏見拡大の予防などに取り組む道民運動とすることも併せて明らかにした。
鈴木知事は「保護者の負担が大きいので、経済界への要請も希望する」と述べた。