乳がんの早期発見、早期治療を訴えるピンクリボン運動の一環として、函館市内の医療機関などでつくる道南乳腺疾患研究会(早川善郎代表世話人)は1日、五稜郭タワー(五稜郭町43)をシンボルカラーのピンク色にライトアップし、検診の大切さを呼び掛けた
タワーのライトアップは今年で6回目10月のピンクリボン月間初日に合わせて行っている
この日は午後6時に点灯を開始点灯前には同タワーでアルゼンチンタンゴのステージやピンクリボンin函館実行委員会「チームピンク」のメンバーらが、啓発用のグッズなどを配布した
日中はチームピンクのメンバーらが、高校生とともに市内本町の繁華街でちらしを配るなどして啓発活動を実施した同委員会の川村佳子代表は「人ごとと思わず、ぜひ検診に関心を寄せてほしい」と話した
全国各地でも同様の取り組みが行われ、市内では国立病院機構函館病院(川原町)も趣旨に賛同し、建物をライトアップした(鈴木潤)