27日午後8時55分ごろ、函館市桔梗2の男性会社員(43)の2階建て住宅から出火。家人によりまもなく消し止められ、通気口部分など一部を焼いた。桔梗地区では22日夜から23日未明にかけ、住宅の一部を焼く不審火があり、函館中央署は手口が似ていることから関連を調べている。
同署によると、男性宅は妻と子ども2人の4人暮らし。妻が住宅から火が出ていることに気付き、雪をかけて地力で消火。男性が110番通報した。消防車など11台が出動し、同9時47分ごろ、鎮火が確認された。出火直前に不審な物音などは確認していないという。
今回の現場から北西に直線距離で約900メートル離れた西桔梗町の住宅では、22日夜から23日未明にかけて通気口付近を焼く火災があった。