【七飯】サッカーJ1の川崎フロンターレは、FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会に伴うリーグ中断期間の21~29日の9日間、七飯町東大沼の多目的グラウンド「トルナーレ」で夏季キャンプを行う。町内での合宿は2年連続10回目。昨シーズンのJ1覇者の練習を間近で見られる。
鬼木達監督率いるチームには、日本代表経験のある中村憲剛選手や小林悠選手、車屋紳太郎選手、北見市出身の奈良竜樹選手らが所属。合宿には選手約30人とスタッフ合わせて約50人が参加する。
練習時間は選手のコンディションや天候などによって流動的だが、各日午前10時、午後3時半から開始予定。スケジュールの詳細は決まり次第、チームの公式ホームページに掲載される。
チームは、天然芝のサッカーコート2面を備える日本有数の練習環境を誇るトルナーレや大沼の涼しい気候を高く評価しているという。昨シーズンは発足以来初のJ1優勝を成し遂げており、今シーズンも6日現在で3位と好調をキープ。大沼でコンディションを調整し、リーグ後半のさらなる活躍に期待がかかっている。
町教委スポーツ振興課は「2年連続の優勝に向け、涼しい大沼で練習に励んでほしい」としている。(稲船優香)