【福島】「第3回わんぱく相撲函館場所福島大会」(函館青年会議所主催)が19日、福島大神宮境内の鏡山公園相撲場で開かれた。道南の小学生男女約70人が出場し、個人・団体戦の10部門で白熱した取組をみせた。
全国の青年会議所が毎年、青少年の健全育成などを目的に各地で開いている。北海道地区は4カ所で開催し、道南は2大横綱の千代の山、千代の富士の出身地、福島町で行う。
試合は、学年と男女別で分かれた個人戦と、地域対抗の団体戦を展開。小学生力士たちは、行司の「はっけよい!」の掛け声とともに、気迫のこもった表情で激しくぶつかり合った。土俵際で粘って耐えたり、きれいな技が決まったりすると、大勢の観客から拍手と歓声が響いた。
4~6年生男子の各優勝者、斉藤力丸君(森小4)、稲場龍之介君(北斗大野小5)、野坂朋矢君(福島小6)の3人は、7月31日に両国国技館(東京)で開かれる「第32回わんぱく相撲全国大会」(日本相撲協会、東京青年会議所主催)に出場する。
大会3連覇を成し遂げた野坂君は「自分らしい相撲で今年も優勝できてよかった。昨年の全国大会は2回戦までしか行けなかったので、今年は強い気持ちでどこまででも勝ち続けたい」と意気込みをみせた。
(斎藤彩伽)
このほかの順位は次の通り(敬称略)
◇個人戦▽1年生男子=①工藤博彰(港)②吉田桜太(桔梗)③吉田龍登(福島)、鈴木優也(八幡)▽1、2年生女子=①小西舞(日吉が丘)②河尻実花(昭和)③川西莉子(日吉が丘)、工藤美花(同)▽2年生男子=①山村哲平(附属函館)②南木汰郎(日吉が丘)③三好徠斗(同)、森朝陽(浜分)▽3年生男子=①村田清之介(萩野)②仁礼幸道(知内)③野崎賢太(南が丘)、吉田飛龍(福島)▽3、4年生女子=①村田ちひろ(萩野)②佐藤愛香(森)③堀川紗穂(小島)、山内梨緒(亀田)▽4年生男子=②及川和輝(亀田)③敦川柊哉(附属函館)、今井楽永(大野)▽5年生男子=②山口凜己(森)③仁礼了道(知内)、河尻宗大(昭和)▽同女子=①斉藤美唯(金堀)②船尾凜(福島)③湊由季(福島)、原口優芽(金堀)▽6年生男子=②敦川楓己(附属函館)③伊藤稜悟(鍛神)、小林旦(茂辺地)
▽団体戦①森②北斗連合B③福島、北斗連合A