【熊本】陸上の第44回全国中学校選手権大会は22日、熊本県の県民総合運動公園陸上競技場で最終日を迎え、女子100メートル決勝で石堂陽奈選手(八雲3年)が12秒05で優勝した。道南勢の優勝は2年前の同種目と、昨年の女子走り幅跳びを制した町井愛海選手(浜分卒、恵庭北高1年)に続いて3年連続となった。
石堂選手は20日の女子走り幅跳びで5位入賞を果たして、21日の100メートル予選に臨み、12秒15と11組中もっとも速いタイムをマークした。準決勝は12秒08と伸ばしてトップタイムで決勝に進出。決勝も2位の選手に0・24秒を付けての快勝だった。
取材に対し、石堂選手は「緊張はなく、予選から自信しかなかった。大会で勝つことを目標にしてきたので、うれしい。支えてくれた人たちのおかげ」と感謝の気持ちを述べた。(小林省悟)