★道水産白書、コロナの影響を特集(11日) 道は、道内の水産業・漁村の動向や道が講じた施策を紹介する「2020年度水産業・漁村の動向に関する年次報告」をまとめた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う水産業への影響と対応を特集し、需要の低迷が魚価安や輸出停滞を招いたと分析。20年の北海道の漁業生産(速報値)は、生産量が前年比6%増の114万トン、生産額が同16%減の2013億円と紹介している。
★私学振興協議会、ワクチン接種始まる(11日) 函館私学振興協議会(野又淳司会長)は10日、函館大学を会場に加盟校などの学生・教職員約3000人を対象とする新型コロナウイルスワクチンの職域接種を開始した。8月22日までに2回目の接種を終える計画。
★函館野外劇開幕(13日) 第33回市民創作函館野外劇「星の城、明日に輝け」が11日、五稜郭公園一の橋広場で開幕した。昼開催としたが劇自体の魅力を損なうことなく、キャスト陣が各シーンで迫真の演技を披露。函館の歴史を見守ってきた城郭に2年ぶりとなる「星のまち Hakodate」が高らかに響いた。
★函館市、ワクチン一時休止(13日) 函館市は12日、市が予約を受け付ける集団・個別の新型コロナウイルスワクチン接種について、8月1日分以降の新規受け付けを一時的に休止すると発表した。65歳以上の高齢者への接種ペースが想定以上に加速したことと、国からのワクチン供給量の減少による措置。市立函館保健所は「接種の継続に必要な量が確保できていない」としている。
★五輪カナダバドミントン選手団、来函(14日) 東京五輪バドミントン競技に出場するカナダ代表選手団が13日、函館アリーナで事前合宿を行うため函館空港に到着した。乗客や一般市民との接触が制限された中、関係者から出迎えを受けた選手、役員は笑顔を見せていた。
★函館市盛り土の安全性調査へ(14日) 静岡県熱海市で3日に発生した大規模土砂災害は13日現在で死者11人、行方不明者17人(同市発表)と甚大な被害をもたらした。一部では最上流の盛り土崩落が規模を拡大させた可能性も指摘される。函館市内にも「大規模盛り土造成地」が101カ所あり、安全性の把握に向けた調査が今後進む予定となっている。
★創業バックアップ助成金に4件採択(15日) 函館地域産業振興財団(久保俊幸理事長)は13日、起業家を支援する「創業バックアップ助成金」の交付式を道立工業技術センター(桔梗町379)で行った。今年度は地酒販売、製造を行う「函館五稜乃蔵」など函館市3件、北斗市1件の計4件が採択された。
★江差追分名誉師匠、故青坂さんの銅像完成(15日) 昨年7月に88歳で亡くなった江差町名誉町民で江差追分会名誉師匠の青坂満さんをたたえる銅像がかもめ島に完成し、一周忌にあたる14日、除幕式が執り行われた。
★高齢者接種、今月末に8割終了へ(16日) 函館市は15日、市内の新型コロナウイルスワクチンの接種状況と今後の見通しを示した。高齢者ワクチンは今月末に対象者の8割が接種を終える予定で、ワクチンが国から順調に供給された場合、12~59歳の希望者全員を対象とする一般接種まで11月中にも終了できる見込みとした。
★道警「右折禁止」誤認し摘発17件(16日) 右折が可能な丁字路交差点で右折した車を「右折禁止」と誤認して函館中央署などの警察官が取り締まったとして、道警函館方面本部は15日、2019年9月20日から21年6月1日までに、同交差点で誤った取り締まりが17件あったと発表した。同本部は該当者に連絡を取り、反則金の還付などを進めている。
★史跡垣ノ島遺跡を公開(17日) 27日にも世界文化遺産登録が決まる見込みの「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産、函館市の史跡垣ノ島遺跡が登録翌日にオープンするのを前に、市教委は16日、報道陣に遺跡内部を公開した。縄文の魅力を発信する拠点として期待が高まっている。
★どさんこプラザ開設1年で売り上げ2222万円(17日) 道がコープさっぽろ湯川店(函館市湯川町1)1階に道産品アンテナショップ「北海道どさんこプラザ函館湯川店」をオープンし、1年がたった。6月末現在の売り上げは約2222万円で、同じサテライト出店したコープさっぽろ倶知安店(後志管内倶知安町)の1年目の売り上げ実績を上回り好調。地元住民が道南産品の魅力を再認識するとともに、道南の小規模事業者の販路開拓を支援している。