★北斗でも集団接種(27日) 北斗市で26日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種が始まった。初日は予約した高齢者ら約100人が市せせらぎ保健センター(市本町4)を訪れたほか、キャンセル枠を活用し、市内の教員3人も接種を済ませた。
★空港線植栽15周年(27日) 函館空港前の道道63号函館空港線を花で飾る植栽活動が26日、開かれた。活動開始から15周年を迎え、地域の企業、住民ら約170人が参加。赤いベゴニア2000株、黄色いマリーゴールド200株を植えた。
★函館出身、金井、城山が五輪内定(28日) 東京五輪代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権の最終日が27日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、男子110メートル障害決勝で2位となった函館市出身の金井大旺(ミズノ、函館ラ・サール卒)、男子走り幅跳びで3位となった城山正太郎(ゼンリン、函大付属有斗高卒)がともに五輪代表の内定を決めた。同市千代台公園陸上競技場では2人の指導者や地元の競技者が歓喜に沸いた。
★サクラの木にお礼肥(28日) 老齢化が進む五稜郭公園のサクラを健やかに保とうと、同公園を管理する函館市住宅都市施設公社は市民参加の「桜の木へお礼肥プロジェクト」を進めている。27日には市民ボランティア23人が参加し163本のサクラに肥料を施した。
★渡島、桧山観光入り込み過去最少(29日) 渡島総合振興局と桧山振興局は28日、渡島、桧山管内の2020年度観光入り込み客数を発表した。渡島2市9町の合計は前年比42・7%減の688万人で、現在の調査方法となった1997年度以降で過去最少。新型コロナウイルス感染拡大に伴う旅行需要の減少が響き、年間を通じ入り込み客数が半減した。桧山7町も、同12・2%減の105万7000人となった。
★オンラインで新しい七夕を(29日) 子どもの夢や目標の実現を後押しする「函館夢プロジェクト」(三上智則代表)は7月7日午後6時から、ウェブ会議アプリ「Zoom」を活用した「オンライン七夕祭りin函館2021」を開く。幼児から中学生を対象に、密を避けた新たな形で七夕祭りの楽しみ方を提案する。
★みらい館入場者半減(30日) 函館市の公共施設「はこだてみらい館」(若松町、キラリス函館3階)の2020年度の入場者数は、前年度比51%減の3万2651万人だった。昨年度まで3年連続で利用者10万人を超えていた同館4階の「はこだてキッズプラザ」も57%減の4万5804人となり、新型コロナウイルス感染拡大の影響が直撃した。
★「環境」テーマに科学祭、8月21日から(30日)「はこだて国際科学祭」(サイエンス・サポート函館主催)が、8月21~29日に開かれる。新型コロナウイルスの影響から、オンラインを主体に一部で対面イベントも企画。プレイベントなどを含め一部プログラムを事前申込制としながら、企画展やワークショップ、サイエンスカフェなど30以上のプログラムを予定している。
★垣ノ島、世界遺産登録翌日に一般公開(1日) 函館市教委は6月30日、今月にも世界文化遺産に登録される見込みの「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する史跡垣ノ島遺跡(臼尻町)の一般公開を、登録の翌日から開始することを発表した。当日は同遺跡群の遺産登録と同遺跡のオープンを祝うセレモニーが開かれる。
★湯の川温泉旅館組合で職域接種(1日) 函館湯の川温泉旅館協同組合(金道太朗理事長)は6月30日、花びしホテル(湯川町1)で新型コロナウイルスワクチン職域接種の初回を実施し、同温泉の宿泊施設の職員計200人が1回目のワクチンを受けた。一方、国に職域接種を申請した函館市内の企業・団体や大学にはワクチン到着のスケジュールが伝えられていないところもあり、国の供給見通しの誤算が浮き彫りになった格好だ。
★路線価、7年ぶり下落(2日) 札幌国税局は1日、相続税や贈与税の課税基準となる路線価(2021年1月1日時点)を発表した。函館税務署管内の最高路線価(1平方メートル)は函館市本町、道道函館南茅部線通りの丸井今井函館店前の14万5000円で、前年比1万円(6・5%)下落。同地点が前年より下落したのは7年ぶり。
★「絵になる空弁」販売開始(2日) JALスカイ札幌は1日から、函館空港で「絵になる空弁~函館からのお便り」の販売を開始した。函館産のアスパラガスをはじめとした夏野菜やいかめしおにぎりなど道南の食材をふんだんに詰め込んだ弁当で9月末までの期間限定で販売する。
★スルメイカ、6月は過去最低26トン(3日) 函館市農林水産部がまとめた市水産物地方卸売市場での6月(解禁月)の生鮮スルメイカ取扱量は、前年比44・7%(21トン)減の26トンだった。統計の残る2005年以降では、6月単月として18年の31トンを割り込み過去最低を更新。薄漁を反映し、1キロ単価は同8・9%(83円)高い1011円で、2年ぶりに1000円台に乗せた。
★いさ鉄、20年度赤字2億円(3日) 道と沿線自治体でつくる「道南いさりび鉄道沿線地域協議会」(座長・鈴木直道知事)は2日、同社の2020年度決算を発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、旅客運輸収入や線路使用料が減少した影響で、当期純利益は2億100万円の赤字となった。