★コロナ「警戒3」に引き上げ、道知事表明(8日) 道は7日、新型コロナウイルスの道内での急拡大を受け、独自に定めた警戒ステージを現在の「2」から「3」に引き上げ、札幌市すすきの地区の飲食店に対し、営業時間や酒類提供時間の短縮を要請した。鈴木直道知事は、秋元克広札幌市長と共同で記者会見し「何としても11月で抑え込む」と強い決意を表明した。
★日新小、日新中で閉校式(8日) 来年4月に「戸井学園」として新たなスタートを切る、日新小学校(河野哲郎校長、児童21人)と、日新中学校(池田公貴校長、生徒12人)は7日、同校で閉校式を開いた。児童生徒や教職員のほか、卒業生、地域住民などが集い、学校の歩みに感謝を込めた。
★五稜郭支援学校でも閉校式(8日) 函館五稜郭支援学校(田近憲二校長)の閉校記念式典が7日、同校体育館で開かれた。在校生をはじめ、約130人が出席。前身時代を含め61年にわたり、地域の病弱・身体虚弱児教育、特別支援教育を支えた歴史に区切りを付けた。
★医療機関、面会禁止広まる(10日) 型コロナウイルスの感染が道内で急拡大し、道南でも11月に入って新規感染者が相次ぐ中、函館市内の病院は警戒感を強めている。日別としては最多となる4人の感染を函館市が5日に公表したことを受け、函館中央病院と函館五稜郭病院は入院患者との面会を再び禁止とし、介護施設でも同様の動きが広がっている。
★市電利用、6月以降は回復傾向(10日) 新型コロナウイルス感染拡大の影響で乗客数の減少が続いていた函館市電は、6月から回復傾向にある。前年同期比で約7割減の大きな下げ幅を記録した5月以降は、「GoToトラベル」などの観光需要喚起策や修学旅行生の増加もあり、9月は同34%減の34万1000人(速報値)までばん回した。
★「Go Toイート」食事券販売始まる(11日) 国の外食需要喚起策「Go To Eat」事業のうち、道のプレミアム付き食事券「Go To Eat北海道お食事券」の販売が10日、函館市内の金融機関で始まった。25%のプレミアムが付与され、渡島・桧山管内でも食堂や居酒屋、ファストフード店など約350店(10日時点)が対応する。
★旧函館区公会堂、外観お目見え(11日) 函館市元町の国の重要文化財、旧函館区公会堂の工事用の仮囲いが10日までにほぼ外され、きれいに修復された外観が2年ぶりにお目見えした。経年劣化による退色がなくなり、青灰色と黄色にくっきりと塗り分けられた洋館は冬を迎えた街に彩りを与えている。
★年末年始イベントにも中止の動き(12日) 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、函館市内で予定していた大みそかと元日の催事で中止が相次いでいる。展望台から初日の出を眺めようと毎年多くの市民や観光客が訪れる五稜郭タワーは、元日の特別営業を取りやめるなど新型コロナの影響は年末年始の恒例イベントにも及んでいる。
★ササラ電車出動準備(12日) 本格的な降雪シーズンを前に、函館市企業局交通部は11日、除雪用車両「ササラ電車」の試運転を行った。雪をはらう竹製ブラシが安全に回転するかなどを丁寧に確認し、出動への準備を整えた。
★新外環状道路、年度内供用に向け工事順調(13日) 函館開発建設部は12日、建設中の函館新外環状道路(空港道路)の函館空港、日吉、赤川の各インターチェンジ(IC)周辺を報道関係者に公開した。赤川-函館空港IC間(7・6キロ)では舗装工事が行われるなど、今年度中の供用開始に向けて順調に工事が進んでいる。
★ラ・サールラグビー部、「熊谷」切符(13日) ラグビーの第28回北海道高校新人大会兼第22回全国高校選抜大会北海道予選会(道ラグビーフットボール協会、道高体連など主催)2日目は12日、北斗市運動公園フットボール場で準決勝、敗者戦を行い、函館支部代表のラ・サールは準決勝で遠軽(北見支部)を48-14で破り、決勝進出を果たすとともに、来年3月下旬に埼玉県熊谷市で行われる予定の全国選抜大会の出場を決めた。
★インフル予防接種、予約殺到(14日) 新型コロナウイルスの感染者が道内を含む全国で急増する中、同時流行への懸念から季節性インフルエンザの予防接種の需要が高まっている。函館近郊では予定数に達したために受付を終了した医療機関もあり、予約が取りにくい状況も続いている。
★函館税関と未来大が包括連携協定(14日) 函館税関(堀地徹税関長)と公立はこだて未来大学(片桐恭弘学長)は13日、税関業務の高度化を目的に、同大で研究するAI(人工知能)やICT(情報通信技術)を活用した共同研究などを進める包括連携協定を結んだ。同日、同大で締結式が開かれ、堀地税関長と片桐学長がそれぞれ署名し、協定書を交わした。