★函館スイーツ、物販サイト構築目指しクラウドファンディング(19日) 函館市内を中心に菓子店など81店舗が加盟する「函館スイーツ推進協議会」(若山直会長)は、新型コロナウイルスの感染拡大で低迷する加盟店の売上を回復させようと独自サイトによるネット販売の確立を目的としたクラウドファンディング(CF)を立ち上げた。道南の歴史あるスイーツ文化を応援しようと、早速支援の輪が広がっている。
★北斗市でラッカセイ栽培に力(20日) 農業青年クラブ「北斗市4Hクラブ」(春山和隆会長、会員14人)が市の新たな特産品を作ろうと、八郎沼地区でラッカセイを栽培し、今年で7年目を迎えた。市渡小学校4年生にラッカセイの種まき、草取り、収穫体験の場を提供し食育活動を重点に据えるほか、昨年からは牛ふんたい肥を畑に投入し化学肥料を減らしても生育に大差がないかを実証試験しており、地域循環型農業の推進にも力を入れている。
★成田可菜絵選手の同級生らが横断幕(20日) 北斗市出身のガールズケイリン選手(112期)、成田可菜絵選手(33)を応援しようと、上磯中学校陸上部時代にともに活躍した木村絵未さん(32、旧姓・小野寺)らが応援横断幕を新しく製作した。18日に函館市千代台公園陸上競技場で成田選手に渡され、裏面に書かれたメッセージを見た成田選手は「驚いたし、とてもうれしい」と期待に応える決意を見せた。
★天然マコンブ漁始まる(21日) 函館市南茅部地区で20日、上品で澄んだだしが取れる天然マコンブの今季初水揚げがあった。南かやべ漁協川汲支所では、濃い霧が立ちこめる中、午前5時半から約40隻が出漁。箱眼鏡で海底をのぞき「マッカ」という先がY字のほこでコンブの根をねじって採取した。
★住居確保給付金、支給急増(22日) 新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮する世帯の家賃を補助する「住居確保給付金」の支給が函館市で急増している。4~6月の件数は143件(速報値)で、昨年度1年間にあった新規支給分の9倍となった。市によると、申請は徐々に減りつつあるというが、景気の低迷が長期化すれば高止まりする可能性があり、予断を許さない状況となっている。
★特産トマト料理提供開始(22日) 北斗市内の飲食店4店舗が、市特産のトマトを使ったオリジナルメニュー「北斗市すりおろしトマト冷やし麺」を開発し、23日に各店で提供を始める。新型コロナウイルスで打撃を受けた市内の飲食店や農家を応援しようと、JA新はこだて大野基幹支店(田山光幸支店長)が企画。トマト感たっぷりで夏のランチにぴったりなメニューに仕上がった。
★GoToトラベル、期待と不安交錯(23日) 22日から始まる国の観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンの概要が17日に発表された。新型コロナウイルス感染者数の増加を理由に「東京都発着」の旅行は除外され、高齢者と若者の団体旅行も対象外となるなど、当初に比べ大幅な内容変更となった。函館市内では一定の誘客が見込めると歓迎する動きがある一方、感染者増を懸念する見方も出ており、観光関係者は期待と不安が交錯している。
★4連休、出足は静かに(24日) 国内旅行の需要喚起策「Go To トラベル」開始後初めての4連休がスタートした23日、函館市内の観光地には道内外から客が訪れ、新型コロナウイルス感染予防策を講じながら旅行を楽しむ光景が見られた。ただ、例年の夏に比べると少ない印象で、静かな出足となった。
★白百合吹奏楽団、ライブ配信(24日) 函館白百合学園中学高校吹奏楽団(団員61人)は23日、ライブ配信演奏会「ワッショイ?ライブ配信」を同校で開いた。動画投稿サイト「ユーチューブ」を通じて273人が視聴、ネットを通じて「白百合サウンド」を響かせた。
★道内初、AI開発に向けた「アノテーション」導入(25日) 函館市新川町の就労継続支援A型事業所アリスソリューション函館(中村守管理者)は、道内で初めて人工知能(AI)開発に必要な元データを作る作業「アノテーション」を導入した。データの正確さや丁寧さが利用者の特性と適合し、AI開発現場から高い評価を受けている。中村管理者は「AIは進化していくので仕事は途切れない。A型事業所を希望する人が多く、これからも需要が増える」としている。
★いさ鉄チョロQ販売(25日) 道南いさりび鉄道(函館、川越英雄社長)は23日、同社の観光列車「ながまれ号チョロQ」の販売を始めた。函館山をモチーフにしたラインなど車両デザインを再現しており、大人から子どもまで楽しめるおもちゃとなっている。