★新型コロナ、函館で相次いで感染確認(19、20日) 函館市は18日、市内の60代無職の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内で感染者が確認されたのは2月26日以来、4人目。19日にはこの女性の濃厚接触者の70代自営業男性の感染も確認された。感染経路は不明で、市が2人の行動歴を調査している。
★函館市中央図書館、休館前に貸出殺到(19日) 国の緊急事態宣言が全国に広がった影響で、函館市内の一部公共施設でも休館が決まっている。20日から5月6日まで営業を休止する市中央図書館には18日、2000人を超える人が来館し、同館の新設以来過去最多となる9000冊を超える本の貸出があった。
★木古内町長に新人鈴木氏(20日) 任期満了に伴う木古内町長選は19日、投開票が行われ、新人で元町議の鈴木慎也氏(40)=無所属=が1598票を獲得、5期20年間町長を務めた現職の大森伊佐緒氏(66)=同=を約400票差で下して初当選を果たした。投票率は77・52%で、2008年の前回選挙を8・04ポイント下回った。
★朝食ランキングで函館の3ホテルがトップ10入り(20日) 旅行関連サイト「トリップアドバイザー」(東京)が毎年実施している「旅行好きが選ぶ!日本人に人気の朝食のおいしいホテル」ランキングがこのほど発表され、函館からラビスタ函館ベイ(3位)と函館国際ホテル(5位)、センチュリーマリーナ函館(8位)の3ホテルがトップ10入りを果たした。
★松前町でソメイヨシノ開花(21日) 松前町は20日、松前城資料館前にある基準木のソメイヨシノが午後1時ごろ開花したと発表した。桜前線の到達を示すソメイヨシノの開花は道内では初。平年より10日早く、昨年より2日早い開花。
★鹿部12メートル、函館10メートル、新たな津波波高想定(21日) 日本海溝・千島海溝沿いで巨大地震があった場合を想定した津波高などに関する推計結果が21日に内閣府から公表された。道南では最大沿岸津波高が鹿部町で12メートル、函館市で10メートル程度と予想されたほか、結果が公表された道南8市町のうち5市町の庁舎が2~6メートルの最大浸水深となることも報告され、各自治体はあらためて対策を迫られる。
★函館市職員ら2人が新型コロナ感染(23日) 函館市は22日、市内に住む60代無職の男性と30代市職員の女性の2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内で感染が確認されたのは7人となった。市は女性職員と同じ部屋で業務に当たっていた職員12人を自宅待機とし、部屋などの消毒を行った。窓口は閉鎖しない。
★コロナ対策に市費8億円投入(24日) 函館市は23日、新型コロナウイルス対策として268億7556万円を追加する一般会計補正予算案を発表した。国の一律10万円給付に伴う費用255億円のほか、市も一般財源から約8億円を投入。道の休業要請に伴う支援金に、市独自で上乗せして一律30万円とする事業者向け支援を盛り込んだ。5月7日開会予定の市議会に提出する。
★函館山道路や公共駐車場など閉鎖へ(24日) 函館市は23日、函館山や花見時期を迎える五稜郭などの観光駐車場や屋外スポーツ施設、公園などの閉鎖を決めた。期間は大半が25日から。工藤寿樹市長は23日の記者会見で「函館で観光できる場所はどこにもないといっても過言ではない。感染拡大地域からむやみに訪れることは遠慮いただきたい」と観光客に協力を求めた。