★いじめ防止基本方針を改訂(24日) 函館市教委は「市いじめ防止基本方針」を改訂した。昨年に施行した市いじめ対策審議会条例の施行を踏まえたもので、重大事態が発生した際にフローチャートで学校や教育委員会の対応を明確にするとともに、いじめに遭った児童・生徒や保護者が再調査を求めた場合、市長が判断することなどを盛り込んでいる。
★大沼地区4小中学校で閉校式(24日) 来年4月に義務教育学校「大沼岳陽学校」に統合となる七飯町大沼地区の東大沼小、軍川小、大沼小、大沼中の4校で23日、閉校式が開かれた。式には卒業生らも多く詰めかけ、思い出の詰まった学びやに別れを告げた。
★ゆめかわフェスタにぎわう(25日) 〝ゆめかわいい〟をテーマにした初のイベント「ゆめかわフェスタ」(実行委主催)が24日、函館市の津軽海峡フェリーターミナルで開かれた。子どもがモデルを体験するファッションショーをはじめ、手作り体験や雑貨販売などを展開し、多くの人でにぎわった。
★恵山病院、透析室を拡張(25日) 市立函館恵山病院(川崎洋院長)は、透析機器をオンラインHDFに対応できる最新型の透析用コンソール(患者監視装置)に新調した。これまでの透析室を移転拡張し、ベッド数を8床から12床に増床。質の高い透析医療を提供し、地域の透析患者を積極的に受け入れたい考え。
★咸臨丸、発見に至らず(26日) 東京海洋大とオランダ文化庁などが協力して、木古内町のサラキ岬沖で22日から行っていた、洋式軍艦「咸臨丸(かんりんまる)」の探索調査が25日に終了した。沈没場所の特定に至らなかったが、海底地形などの入手した詳細なデータの分析を進める。
★シナリオ大賞に大林さん(26日) 函館港イルミナシオン映画祭実行委員会(米田哲夫委員長)は25日、「第23回シナリオ大賞」を発表した。函館市長賞(グランプリ)には東京都の脚本家、大林利江子さん(46)の「副音声」が選ばれた。12月6日に金森ホールで開幕する映画祭で表彰式が行われる。
★道南食と観光ブランドフェア、着実に成果(27日) 渡島総合振興局と桧山振興局が函館市内で開いている相談・商談会「道南食と観光ブランドフェア」が、着実な成果を出している。バイヤー、出展者の掘り起こしを積極的に行い、新しい″出会い〟を創出していることが奏功した。
★「東部地域まちづくり懇談会」設置へ(27日) 函館市は、旧東部4町村との合併に伴い、住民からの意見聴取の場として設置した地域審議会に代わり、来年度から「東部地域まちづくり懇談会」(仮称)を新たに設置する。これまでは4地域で個別に開いてきたが、同懇談会は1カ所に集約し、各地域共通の課題について話し合う場とする考えだ。
★函館八幡宮で縁起物準備始まる(28日) 函館八幡宮(川見順春宮司)で27日、正月用の縁起物づくりが始まった。同八幡宮の敬神婦人会(勝又チカ会長)の会員約30人が氏子会館で、破魔矢や鏑矢、おみくじなどを今年最後の奉仕として丹精込めて製作した。
★クリファンツリー、会場に到着(28日) 30日開幕の「はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)を前に、電飾を付けた巨大クリスマスツリーが27日朝、イベント会場となる金森赤レンガ倉庫前に姿を現した。今年はカナダでハリケーン被害があり、道南の道有林からトドマツの提供を受けた。
★「観光目的税」条例案、2月議会で提出へ(29日) 函館市の工藤寿樹市長は28日の定例会見で、市が導入を目指している観光目的税について、来年2月の定例市議会に関連条例案を提出する方針を明らかにした。工藤市長は「ホテル業界の要望も踏まえて制度設計に向けた条例案を提出したい」と述べた。
★「ながら運転」12月から罰則強化(29日) スマートフォンや携帯電話を使用しながら車を走行させる「ながら運転」を厳罰化した改正道交法が12月1日から施行される。運転中にスマホなどを使用した際の違反点数や罰金は約3倍となり、ながら運転による事故抑止とドライバーの運転意識向上が期待される。
★道南ワインアカデミー、来年度も継続へ(30日) 渡島総合振興局は、道南でのワイン産地化に向けた取り組みを後押しする「道南ワインアカデミー」について、2年目の来年度も開催する方針を決めた。初年度の好評を受け、本格的にワイン事業を志す人の育成を継続する。
★ポケモンがマンホールのふたに(30日) 世界的人気の「ポケモン」をデザインしたマンホール「ポケふた」が、森町と上ノ国町を含む道内15市町に設置されることが決まった。世界に1枚だけのご当地マンホールとして、地域振興につながることが期待される。