★風疹抗体検査、受検率低調(3日) 函館市が無料で配っているクーポン券を使い、風疹抗体検査を受けた割合(受検率)が約7%(8月末現在)と低調だ。検査で陰性だったため、予防接種を受けた割合は約0・7%(同)。市立函館保健所は感染拡大を防ぐため、抗体検査の受検を呼び掛けている。
★カフェ併設のコインランドリー開設(3日) カフェスペース併設のコインランドリー「リコスマートランドリー」(橋達正享店長)が、函館市東雲町6にオープンした。道南では初めてのタイプで、「ランドリーもカフェも気軽に利用して」と呼び掛けている。
★茂辺地・さけまつり盛況(4日) サケの遡上(そじょう)を間近で見られる川として知られる北斗市茂辺地川の河川敷特設会場で3日、「第38回さけまつり」が開かれた。つかみ取りや鍋の無料振る舞いなどサケづくしのイベントに大勢が詰めかけ、にぎわいをみせた。
★函館中央病院、高気圧酸素治療装置新調(4日) 函館中央病院(本橋雅寿院長)は、治療患者の全身に酸素を送り込む「高気圧酸素治療装置」を新調した。高気圧酸素治療室を新たに設置するとともに、患者の増加などから2台に増台した。
★函館市除雪態勢、昨年度並みを確保(5日) 函館市は、今年度の除雪計画をまとめた。除雪費は昨年度当初予算から約3億円増やし、7億260万円。委託契約を結ぶ業者は昨年度と同規模を確保する見通しで、併せて小型除雪機の貸し出し台数を増やし、官民で態勢を整え冬の到来に備える。
★函館ラ・サール、ラグビー部新人大会で2年ぶり全国へ(6日) ラグビーの第27回北海道高校新人大会兼第21回全国高校選抜大会北海道予選会(道ラグビーフットボール協会、道高体連主催)は5日、根崎ラグビー場での準決勝で、ラ・サールが北嶺(札幌)を5―3で下し、2年ぶりの全国大会(来年3月、埼玉県)出場を決めた。6日の決勝では札幌山の手に敗れた。
★宝来町のアパートで火災、1人死亡(7日) 6日午後2時40分ごろ、函館市宝来町の木造一部2階建てアパートで、通行人の男性から「窓から火と煙が見える」と119番通報があった。消防車11台が出動し、火は通報から約1時間40分後に消し止められたが、火元と思われる1階の部屋から、居住者の男性(85)が遺体で見つかった。
★創作郷土料理、ずらり(7日) 第34回郷土料理発表会が6日、ホテル函館ロイヤルで開かれた。全日本司厨士協会函館支部と日本中国料理協会函館支部の主催で、道南のホテルや飲食店に所属する料理人たちがガゴメコンブをはじめ、豚肉やブリなど道南の食材を使った約60品を参加者に振る舞った。
★大間原発のテロ対策で国が反論(7日) 函館市が国と電源開発(東京)に対し、大間原発(青森県大間町)の建設差し止めを求めた訴訟の第21回口頭弁論が6日、東京地裁(森英明裁判長)で開かれた。市が同原発のテロ対策が不十分と指摘していることに対し、被告の国側は「市の主張には理由がない」などと反論した。
★リハビリ専門学校、校舎が完成(8日) 函館市医師会(本間哲会長)が2020年4月、旧五稜中学校跡地(田家町5)に開校する道南初のリハビリテーション専門学校「函館市医師会 看護・リハビリテーション学院」(本間哲学院長)の完成に伴い、同学院で7日、建物の引渡式が行われ、出席した関係者らが完成した校内の現場確認を行った。
★高村さん、豆腐マイスター功労賞受賞(8日) 函館市本通4のフード・コミュニケーション代表の高村亨さん(44)が、一般財団法人全国豆腐連合会(東京、全豆連)の「豆腐アワード2019」で、豆腐マイスター功労賞を受賞した。全国で3人が受賞した栄誉で、マイスターの活動のほか、大豆100粒運動を高校生に伝えるなど豆腐業界の発展に貢献したとして高い評価を得た。
★来年度予算編成が本格化(9日) 函館市の2020年度予算編成に向けた作業が徐々に始まっている。工藤寿樹市長の3選後初めての本格予算となるが、来年は5年に1度の国勢調査が控えている。人口減少に伴う普通交付税の減少が見込まれるため、21年度以降を見据えながらの作業となりそうだ。