★マグロ初の地元水揚げ(10日) 函館水産高校(亀山喜明校長)の2年生32人を乗せた道教委の実習船「若竹丸」が9日、1カ月半に及ぶ乗船実習を終え函館港に帰港した。米ハワイ沖の太平洋で捕ったマグロを初めて函館に水揚げした。
★市内11事業所に自家発電(11日) 認知症高齢者グループホームなど函館市内の民間施設で、停電の長期化に備えた非常用電源設備(緊急災害時用の自家発電設備)の整備が進みそうだ。市内11カ所の事業所は国の補助制度を活用し、今年度に着工、新年度に整備を完了させる方針。昨年9月の胆振東部地震に伴うブラックアウト(大規模停電)を教訓とし、施設での生活への影響を最小限に食い止める考えだ。
★震災8年忘れない(12日) 東日本大震災の発生から丸8年を迎えた11日、函館、近郊でも追悼行事や避難訓練が行われた。地震や津波で亡くなった多くの犠牲者を悼み、被災地に寄り添う気持ちを新たにした。
★「北海道経営会議」を創設(12日) 道知事選(21日告示、4月7日投開票)に立候補する野党統一候補の石川知裕元衆院議員(45)は11日、「北海道独立宣言」を柱とした公約を発表した。北海道が直面する課題解決を国に依存せず、自ら考え決める決意を込め、4つの理念と8本の政策を打ち出した。
★手話言語条例が成立(12日) 北斗市議会は11日の定例会本会議で、手話言語の普及や理解促進を目的とした「市手話言語条例」の制定を、原案通り可決した。渡島、桧山管内では初めての制定で、道内では道も含め23番目の成立。4月1日施行。
★新校名は「大沼岳陽学校」(13日) 2020年4月に大沼、東大沼、軍川の3小学校と大沼中学校を統合し、大沼中校舎に開校する義務教育学校の校名について、町教委は12日、「大沼岳陽学校」に決定したと明らかにした。
★開業3年570万人利用(14日) JR北海道は13日、北海道新幹線の開業3年間の運行実績を発表した。道新幹線が開業した2016年3月26日~19年2月28日の1070日間で、2万8451本の列車を運行し、約570万人の利用があったことを明らかにした。
★塩辛でアヒージョ、小田島水産が考案(15日) 水産加工業「小田島水産食品」(函館市弁天町、小田島隆社長)は、イカ塩辛を使ったスペイン料理「アヒージョ」のレシピを考案した。熟成塩辛による独特なうま味が特徴で、塩を入れなくてもおいしく食べることができる。第31回函館西部地区春のバル街で、カフェやまじょう(元町)が「ピンチョス」(酒のつまみ)として提供することが決まった。
★「稼ぐ道政」めざす(15日) 道知事選(21日告示、4月7日投開票)に立候補する鈴木直道前夕張市長(38)=無所属、自民・公明・新党大地推薦=は14日、札幌市内で記者会見し、公約を発表した。道ゆかりの経済人らで作る「ほっかいどう応援団会議」を結成し「稼ぐ道政」を目指すことなどを盛り込んだ。
★姥神大神宮渡御祭指定へ(15日) 道教委は13日の教育委員会会議で、江差町で毎年8月に行われる姥神大神宮渡御祭を、道無形民俗文化財(風俗慣習)に指定することを決めた。19日の道教委公報に告示される。無形民俗文化財としては7件目で、風俗慣習としては初の指定となる。
★胸張って学びや巣立つ(16日) 道南の多くの中学校は15日、卒業式を行った。函館市内でも21校で行い、多くの生徒が学びやを巣立った。また、函館高専でも各課程を修了した学生が新たな一歩を踏み出した。