★道内上期観光入り込み客数、前年同期比2・5%減(3日) 道内の2018年度上期の観光入り込み客数は前年同期比2・5%減の3567万人(実数)だったことが、道経済部観光局のまとめで分かった。道南圏の観光入り込み客数は同2%増の延べ857万人で、七飯町の道の駅「なないろ・ななえ」などの観光施設の集客が下支えとなった。
★AI会話アプリが町会活動支援(3日) AI(人工知能)を活用し町内会活動を支援しようと、函館市内のIT企業などが1日、大手町会でシステムの実用化に向けた試行を実施した。一人暮らしの高齢者に電話で声掛けするAI会話アプリを開発し、町会の負担軽減につなげたい考え。
★保育体制強化へ函館市が補助金(5日) 函館市は新年度、保育士の負担軽減を図るため、清掃や遊具の消毒、給食の配膳、布団の用意・片付けなど保育以外の仕事をサポートする「保育支援者」を雇用する経費の一部を補助する新事業を始める。保育士の負担を減らし、子どもと向き合う時間を増やして保育の質向上につなげる狙い。
★「くじらフェス」今年は中止(5日) 函館市などが主催する「函館くじらフェスティバル」が、今年は中止されることが決まった。道南日本海でのツチクジラの商業捕鯨が行われず、クジラを解体できる市内の処理場も廃止となり、〝クジラ熱〟が高まらない中で苦渋の選択。
★「15の春」目指し全道一斉に公立高校入試(6日) 2019年度の公立高校一般入試の学力検査が5日、全道一斉に行われた。受験生は志望校合格という目標に向けて、試験に挑んだ。渡島・桧山管内計20校の推薦入学確定者を除いた実募集人員(定時制含む)2307人に対し、2371人が出願。6日は各校で面接を行った。
★元町配水場など2カ所にビューポイント(6日) 函館市は、景観を眺望できる視点場(ビューポイント)に関し、新年度に着手する整備地点を旧函館検疫所台町措置場(船見町)と元町配水場の2カ所に決めた。美しい眺めを落ち着いて楽しんでもらうため、ベンチやあずまやを設けるなど一体的に整備する計画で、市民や観光客に憩いの場を提供。
★函館市長選、武田氏が出馬を正式表明(7日) 元弘前大准教授の武田春美氏(64)は5日、函館市内の自宅で会見し、4月14日告示の函館市長選に無所属で立候補することを正式表明した。「共生社会と、生まれてから死ぬまでの全人教育を実現したい」と述べ、教育予算の拡充や医学系大学の誘致に取り組む考えを示した。
★函館でフクジュソウ咲く(7日) 函館は2月中旬から気温の高い日が続く中、市内富岡町1の広瀬等さん(78)宅の玄関前では、春の訪れを告げる花の代表格フクジュソウ(福寿草)が咲き、黄金色の花が春の訪れを感じさせている。
★函教大で前期日程合格発表(8日) 道教育大函館校で7日、2019年度前期日程の合格発表が行われ、地域協働専攻3グループで計126人、地域教育専攻で30人の計156人が“春の吉報”をつかんだ。北大水産学部も同日、札幌キャンパスで合格発表を実施。公立はこだて未来大は8日に行った。
★一管本部と道警が訓練、初のヘリ洋上離発着(8日) 第一管区海上保安本部と道警本部による災害対応合同訓練が7日、函館港の大鼻岬南10キロの地点で行われた。両本部から計50人ほどが参加。道警のヘリが洋上の巡視船で離発着訓練を実施するのは初めてで、体制や装備の互換性などを確認した。
★函館市、魚種転換支援の予算増額(8日) 函館市は新年度、スルメイカ不漁の長期化で打撃を受けている水産加工業に対する支援として、製造機械などの導入・改修や新商品の開発への補助を増額する。今年度の予算額2673万円に対し、新年度は4310万円を予算に計上。イカ依存から脱却し、経営のリスク分散を図る「魚種転換」を加速させたい考えだ。
★食中毒問題、給食再開後も弁当持参生徒(9日) 函館市は8日、亀田、港両中学校で昨年12月、学校給食に起因する集団食中毒が発生した問題について、1月18日の給食再開後も生徒2人が弁当を持参していることを明らかにした。子どもと保護者の学校給食に対する不安が依然として残っていることが浮き彫りとなった。