★市が商品開発を支援(17日) 函館市は新年度、インバウンド(訪日外国人客)に函館の土産品購入を促進するため、海外客の土産品に対する嗜好(しこう)やニーズを調査・分析する新たな事業に乗り出す。同時に、市内の土産品メーカーが市に望む支援についても調査。土産店は繁盛する一方で、経済の好循環が市内メーカーには十分に及んでいないという認識がある。市は、2020年度に外国人観光客への販路開拓に向け、商品開発を支援する予算を組む方針だ。
★縄文大使に3人任命(17日) 北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録実現への機運を盛り上げる「道南縄文応援大使」の任命式が16日、函館蔦屋書店で開かれた。道南縄文文化推進協議会の境勝則会長がタレントの藤岡みなみさんら3人にたすきと委嘱状を手渡した。
★七飯道の駅100万人達成(17日) 道の駅「なないろ・ななえ」の来場者数が16日、累計100万人を突破した。昨年3月23日の開業以来、約11カ月で達成し、当初の年間目標90万人を既に上回っている。
★4月、SSW2人配置(19日) 函館市教委は4月、学校だけでは解決が困難ないじめや不登校などの事案に対応するため、スクールソーシャルワーカー(SSW)2人を南北海道教育センター(湯川町3)に配置する。現在、市教委にSSWはおらず、新たな人材の配置で多様化・複雑化する児童生徒が抱える課題へのアプローチを強化する考えだ。
★確定申告始まる(19日) 2018年分所得税などの確定申告の受け付けが18日、全国一斉に始まった。函館税務署(中島町、本島泰行署長)は初日から、手続きをする多くの人で混み合った。対象は年収2000万円を超える会社員、給与以外の所得が20万円を超える人など。申告期限は所得税、復興特別所得税、贈与税が3月15日、個人事業者の消費税が4月1日。
★若者の創業支援強化(20日) 函館市は新年度、起業家を支援する「創業バックアップ助成金」に若者向けの新たな制度を創設する。35歳未満の対象者に、必要経費として上限100万円を補助。セミナーなどの開催と併せ、若年者の創業支援体制を充実させる。
★統一地方選実施本部を開設(20日) 4月の統一地方選に向け、函館市選管は19日、市実施本部を市役所8階に開設した。投票は市内110カ所で午前7時~午後8時。共通投票所2カ所(ポールスターショッピングセンター、昭和タウンプラザ)が午前10時~午後8時。知事選・道議選は7日午後9時半、市長選・市議選は21日午後9時半から函館アリーナで開票し、終了は知事選が8日午前1時、道議選が同午前2時、市長選が22日午前1時、市議選が同午前2時を見込む。
★結婚支援で協定締結(20日) 函館市と函館商工会議所、婚活支援事業を展開するNPO法人「はこだて出会いサポートセンター ジュノール」は19日、結婚支援に関する協定を結んだ。若い世代の出会いのきっかけづくりなどで連携し、市の人口減抑制につなげる。
★14店開業にぎわい期待(21日) 旧棒二森屋アネックスの建物を活用したテナントビル「函館駅前ビル」に20日、飲食店や衣料品店などの14店が開業した。今月8日に先行オープンした店舗や公共施設を合わせると19テナントとなり、棒二森屋閉店後の駅前地区の空洞化抑制に期待が掛かる。
★函館の男ら5人逮捕(21日) 道警函館方面本部と函館中央署は20日、函館市亀田本町、無職、山内武美容疑者(58)のほか、東京の会社役員の男(64)ら計5人を著作権法違反の疑いで逮捕した。教員向けの指導書を複製したなどの容疑がもたれている。
★厚真で震度6弱(22日) 21日午後9時22分ごろ、胆振地方中東部を震源とする地震があり、厚真町で震度6弱の揺れを観測。道南でも、函館市で震度3など広い範囲で震度1~3の揺れを観測した。