★にぎわい創出道半ば(14日) 函館市は、2013年度から5年間進めた中心市街地活性化基本計画に関し、実施事業の効果や課題を整理した事後評価をまとめた。観光客数や歩行者通行量などで目標値を達成したことから一定の成果があったと判断。一方、にぎわい創出は道半ばで、市は今後、商店街との連携やソフト事業の展開に力を入れる方針だ。
★大人の決意新た(15日) 成人の日の14日、第71回函館市成人祭(市、市教委主催)が函館アリーナで開かれた。穏やかな天候に恵まれ、1235人が華やかな振り袖や真新しいスーツに身を包み、平成最後の新成人として式に臨んだ。大人の自覚と責任を胸に刻むとともに、新しい時代に向き合う決意を新たにした。
★ガニアシで新商品(15日) ヤマサン山本商店(函館市川汲町、山本秀博代表)が、コンブの未利用部分「仮根」(ガニアシ)を活用した製品化に取り組んでいる。ガニアシを細かく粉砕し食用粉末として商品化したほか、鶏などの飼料への加工にも取り組んでおり、これまで捨てられてきたガニアシの新たな活用法が注目を集めている。
★朝市通訳ビジネス展開(16日) 函館朝市協同組合連合会(井上敏広理事長)は、外国語が話せる個人と、訪日客が多く訪れる商業施設を結び付ける新事業に乗り出す。朝市で好評な通訳サポート業務をビジネスモデル化して枠組みを広げ、異国で不安を抱える外国人旅行者、語学スキルの向上を目指す個人、海外客の需要取り込みを狙う施設それぞれのニーズを満たす狙い。2月に朝市で実証実験し、函館を皮切りに国内全域での普及を目指す。
★ご神体抱え祈りの海へ(16日) 木古内町の佐女川神社の寒中みそぎ祭りは最終日の15日、町内のみそぎ浜で海中沐浴(もくよく)と水ごりが行われた。詰め掛けた観客が見守る中、行修者4人が津軽海峡に勢いよく飛び込み、1年の豊漁と豊作を祈った。
★介護施設7事業所廃止(16日) 医療法人社団善智寿会(函館市柏木町、加藤裕彬理事長)は15日までに、函館市内の介護施設7事業所を廃止した。経営悪化が要因。石川町で運営していた医院は1日付で法人から切り離し、個人クリニックへ移行した。
★登山者の安全対策盛り込む(17日) 函館市は、活火山・恵山(618メートル)の火山避難計画の改訂案をまとめた。現計画は住民避難の計画だけを記載していたが、改訂案では登山者や観光客の避難対策、2014年9月の御嶽山(長野・岐阜県境)噴火を受け制度化した避難促進施設の指定を新たに盛り込んだ。
★借り上げ市営住宅10年延長(18日) 函館市は17日、民間事業者が建設した住宅を市が借り上げ、入居者に貸し出す「借り上げ市営住宅」に関し、所有者との契約期限が最も早く切れる2020年10月以降も10年間の再契約を結ぶ方針を明らかにした。30年度までに進める西部地区再整備事業と連動し、同地区の定住人口を確保する狙いで、借り上げ賃料の見直しなどで、市の財政負担軽減を図る。
★アパホテル函館駅前グランドオープン(18日) ホテルチェーン大手のアパホテル(東京)は、函館市大手町の「アパホテル函館駅前」の全面改修を終了し、17日にグランドオープンした。
★川口さん公認会計士に合格(18日) 函館商業高校会計ビジネス科の3期生で、現小樽商科大商学部4年の川口颯太さん(22)が、公認会計士試験を受験し、在学中に合格する快挙を成し遂げた。同科卒業生では初の合格者となる。
★亀田、港中で給食再開(19日) 函館亀田、港両中学校で昨年12月、学校給食に起因する集団食中毒が発生した問題で、市教委は18日、3学期の開始に合わせて両校での給食提供を再開した。市教委によると、食中毒のトラウマで給食が食べられないとして弁当を持参した生徒も両校にいたという。