★クリスマスファンタジー開幕(2日) 函館市のベイエリアを電飾で彩る「2018はこだてクリスマスファンタジー」が1日、金森赤レンガ倉庫前の特設会場で開幕した。打ち上げ花火と共に、約15万個の電球を飾り付けた約20メートルのクリスマスツリーが点灯し、多くの見物客が光の演出に歓声を上げた。
★「五稜星の夢」も始まる(2日) 冬の五稜郭公園を光で彩る「五稜星の夢イルミネーション」が1日にスタートした。午後5時に内堀沿いに取り付けた約2000球が一斉に点灯すると、五稜郭タワー展望台を訪れた観光客らの歓声が上がった。
★市内のライブ会場に転機(3日) 函館・道南の音楽シーンやサブカルチャーのイベントを長年支えてきた施設が転機を迎えている。金森ホール(末広町)は、年内で音響と照明のオペレーションサービスを終了するほか、道南最大規模のライブハウス「クラブココア」(美原1)は老朽化のため来年4月いっぱいで現在地での営業を終了。地元の利用者からは焦りの声も上がっている。
★サンタ100人、西部地区練り歩く(3日) サンタクロースの格好でパレードし、集めた益金で闘病中の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈るイベント「函館サンタラン2018」が1日、函館市の西部地区で行われた。一般やスタッフなど計100人が参加し、約2キロの道のりを練り歩いた。
★中国人の男女11人逮捕(3日) 道警函館方面本部は2日、出入国管理および難民認定法違反の疑いで、木古内署が11月26日に中国国籍の男女11人を現行犯逮捕したと発表した。6~10月の間に観光目的で入国し、パスポートを持っていなかったり、期限が切れていたのに違法に滞在した疑い。
★松前小島に魚礁整備へ(4日) 道が、松前小島の西側沖合1キロの海底に、魚のすみかとなる人工魚礁を整備する方針を固めたことが3日までに分かった。国の事業を活用し、来年度から3カ年かけて整備。漁業者の収益向上を図るのが狙い。
★各地で10月下旬並みの暖かさ(5日) 南から暖かい空気が流れ込んだ影響で4日は全国的に気温が上昇し、道南の各観測地点でも軒並み最高気温が13~15度と10月下旬並みの暖かさとなった。函館では15・3度を観測。12月としては観測開始以来5番目に高い気温となった。
★函館市が住居手当見直し、3親等内は全て支給せず(5日) 函館市は、親族間契約に関係する住居手当の見直し内容を明らかにした。市職員が手当を不正に受け取っていた問題を受け、同居、別居を問わず3親等内は全て支給対象外とし、いとこなどの4、5、6親等までの同居親族も支給しない。来年1月1日に施行する。
★スルメイカ取扱量、過去最低を更新(6日) 函館市水産物地方卸売市場の11月における生鮮スルメイカの取扱量は、前年同月比62%減の38トンにとどまり、漁が解禁した6月からの累計も前年同期比48・7%減の826トンで、統計が残る2005年度以降、過去最低を更新している。
★「市の同意なく許可」認めず(6日) 函館市が国と電源開発に対し、大間原発の建設差し止めを求めた訴訟の第18回口頭弁論が5日、東京地裁で開かれた。原告の市側は、市の同意がない限り大間原発の原子炉設置許可変更処分を認めてはならないと主張するとともに、原子炉等規制法を「憲法違反」と指摘。
★工藤市長「年明けに話す」(7日) 函館商工会議所の政治団体・日本商工連盟函館地区連盟は6日、来年4月の函館市長選に向け、現職の工藤寿樹氏=2期=に出馬要請した。工藤氏は立候補の意向を明らかにしなかったが「選挙の対応については年明けにも話したいと思っている」との考えを示した。
★上半期のドクターヘリ出動248件(7日) 道南ドクターヘリ運航調整委員会の今年度第2回会合が6日、函館国際ホテルで開かれた。2018年度上半期(4~9月)のドクヘリ運航実績が報告され、出動件数は前年度同期を4件上回る248件となった。
★上半期観光客325万人、震災影響で3・9%減(8日) 函館市が7日に発表した2018年度上期(4~9月)の観光入り込み客数(推計値)は、前年同期比3・9%減の約325万1000人で、胆振東部地震による9月の落ち込みが響き、上期としては2年連続で前年を下回った。外国人宿泊客は同10・5%増の約22万1000人でタイや中国からの伸びがけん引し、2年連続で過去最高を更新した。
★「消火栓除雪ボランティア」出陣式(8日) 北海道消防設備協会函館支部(古川栄一支部長)は7日、「消火栓除雪ボランティア」出陣式を市消防本部で開いた。1993年の同支部の発足以来、初めてで、代表会員10人と役員5人が出席。昨冬の記録的な大雪を教訓に、厳冬期を前に士気を高めた。
★イルミナシオン映画祭開幕(8日) 「第24回函館港イルミナシオン映画祭」(実行委主催)が7日、金森ホールなどで開幕した。同ホールでの開会式では、第22回シナリオ大賞の受賞式が開かれ、函館市長賞(グランプリ)を受賞した岸武志さん(49)=東京都=らに賞金と賞状が贈られた。