★北斗上磯中が4年連続金賞受賞(21日) 20日に名古屋国際会議場で開幕した第66回全日本吹奏楽コンクールで、中学校の部本道代表として出場した北斗上磯中吹奏楽部が最高賞の金賞を受賞した。同校の金賞は4年連続5度目。
★歴風会、設立40周年で祝賀会(21日) 市民団体「函館の歴史的風土を守る会」(歴風会)の設立40周年を記念した祝賀会が20日、五島軒本店で開かれた。会員や来賓ら約70人が出席して盛大に節目を祝うとともに、会の今後の発展を誓い合った。
★「縄文」世界遺産登録へ気勢(22日) 「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録を目指す全道総決起大会が21日、札幌市の道庁赤れんが庁舎で開かれた。約200人が出席し、2020年の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の審査、登録決定に向け気勢を上げた。
★「昇平丸」海底調査を開始(22日) 1870(明治3)年に上ノ国町大安在浜沖で座礁し沈没した、薩摩藩が建造した洋式軍艦「昇平丸(しょうへいまる)」の海底調査が20日、始まった。初日は文化庁が委託した調査チームが音波探査機を使用し、海底の状況などを確認。同船の沈没位置の特定などを目指した。
★立憲・枝野代表「原発に依存しない社会に」(23日) 立憲民主党の枝野幸男代表が22日、奥尻町視察のため来函し、函館新聞のインタビューに答えた。青森県大間町で建設が進む大間原発について「(同党などが国会に提出した)原発ゼロ基本法案が成立すれば、事業者は続けられなくなる」と述べ、原発に依存しない社会の実現に力を尽くす考えを示した。
★洋上救急訓練で緊急体制の連携確認(23日) 函館海上保安部と函館市内の医療機関による洋上救急訓練が19日、函館港沖で行われた。市内6病院の医師と看護師が参加。同海保の巡視船「つがる」やヘリ内での対応を確認し、緊急体制の連係を強化した。
★若手創業者に出店の場提供(24日) 函館市は来年1月12、13の両日、函館蔦屋書店で若手創業者向けに出店の場を提供する「チャレンジショップ」を初めて開く。同書店が毎月展開する恒例企画「はこだてマルシェ」として開催。販路拡大やテスト販売などに役立ててもらう狙い。出店者を31日まで募集している。
★大間原発凍結へ市町会連合会が市民集会(24日) 函館市町会連合会は23日、「大間原発建設凍結市民集会」を函館競輪場テレシアターで開いた。来場した約350人が12月11日の控訴審第1回口頭弁論を前に同原発の危険性を再認識し、3月に言い渡された函館地裁判決の内容を検証した。
★函館市役所本庁舎に不正ダンパー(25日) 産業部材メーカー、川金ホールディングス(HD、埼玉県川口市)による免震、制振装置の検査データ改ざん問題で、子会社が製造した不正なオイルダンパーが、函館市役所本庁舎に使用されていたことが分かった。市は、川金HDに安全性などを確認中で、必要であれば補償を求める方針。
★函館市電の上半期利用9%減(25日) 函館市企業局交通部がまとめた今年度上半期(4~9月)の函館市電の利用客(速報値)は、前年同期比8・7%減の273万人3000人で、上期としては2年連続で前年を下回った。函館出身のロックバンド「GLAY」による8月の野外ライブで特需があったものの、胆振東部地震に伴う運休や観光客の落ち込みなどが影響した。
★市役所本庁舎のオイルダンパー、7割が不正品(26日) 函館市役所本庁舎に川金ホールディングスの子会社が検査データを改ざんして製造、出荷した制振装置が使われていた問題で、耐震工事で設置した地震の揺れを和らげるオイルダンパー56本のうち、7割に当たる39本で不正があったことが分かった。市は、川金HDが第三者機関に依頼して行う耐震性能調査の結果を待った上で、不正分も含めたオイルダンパーの交換を求める方針だ。
★渡島総合振興局に棒二関係者向け相談室設置(26日) 渡島総合振興局は25日、来年1月末で閉店する棒二森屋の従業員やテナント事業者などを対象とした雇用などに関する相談室を商工労働観光課に設置した。離職者の再就職支援や、関連中小企業への経営・金融相談などに対応。
★工藤市長「北電は自覚足りない」(27日) 函館市の工藤寿樹市長は26日の定例記者会見で、胆振東部地震での北海道電力の対応について「公共的な事業をしている自覚が足りない」と批判した。北電から市に本来あるべき停電や通電に関する情報提供が積極的になされず、連絡体制に問題があると指摘した。