★「ウエステルダム」初寄港、今年の客船シーズン終了(14日) 米国の豪華客船「ウエステルダム」(8万2862トン)が13日、函館港に初寄港した。函館に今年度入港するクルーズ船は同船が最後。今シーズンは昨年より1隻少ない延べ27隻が海からにぎわいをもたらした。
★東日本学校吹奏楽大会で大野中、久根別小が金賞(14、15日) 第18回東日本学校吹奏楽大会が13、14日、仙台市の仙台銀行ホールイズミティ21で開かれた。中学校の部に本道代表として初出場した北斗大野中吹奏楽部と、小学校の部に出場した北斗久根別小吹奏楽部が最高賞の金賞を受賞した。
★函病、五病が「がんゲノム医療連携病院」に指定(15日) 市立函館病院と函館五稜郭病院が、厚生労働省から「がんゲノム医療連携病院」の指定を受けた。がんの原因遺伝子を特定し最も効果的な治療薬を提案する「がんゲノム医療」の中核拠点病院と連携し、最新のがんゲノム検査が可能な病院として先進医療実施体制を整える。
★朝市の震災被害2500万円(15日) 函館朝市協同組合連合会は胆振東部地震に伴う被害状況をまとめた。設備の損壊や観光客減少による売り上げ不振などで、被害額の合計は約2500万円に上った。打開策として、同連合会は13日から、国内外の観光客に協力を呼び掛け、店員と一緒に撮った写真をSNSで発信してもらうプロモーションを展開。
★魅力度ランキング、函館市が2年ぶり首位(16日) 民間調査会社ブランド総合研究所(東京)は15日、今年の全国1000市区町村の魅力度ランキングを発表し、函館市が2年ぶりに首位の座を奪還した。項目別では「観光意欲度」が1位で、北海道新幹線開業以降、函館への高い旅行需要を維持していることがうかがえる。
★市文化賞に菅原さん&朗読奉仕会(16日) 函館市は15日、2018年市文化賞に、函館市民映画館「シネマアイリス」代表の菅原和博さん(62)と函館朗読奉仕会(船矢美幸代表、38人)が決まったと発表した。11月2日にフォーポイントバイシェラトン函館で贈呈式を行う。
★函本管内の特殊詐欺被害額1・6倍に(16日) 道警函館方面本部管内では、今年9月末までに認知した特殊詐欺による被害額が1490万円となり、昨年同時期の被害金額の1・6倍に上ることが分かった。函館中央署などは年金支給日の15日、街頭啓発を行った。
★棒二入居テナントの移転支援策を市が検討(17日) 函館市は、老舗百貨店「棒二森屋」の来年1月末の閉店に伴い、入居テナントが大門・駅前地区に移転する際の支援について具体的な検討に入った。中心市街地の空き店舗などに新規出店する事業者を対象とした既存の補助制度に関し、対象要件を緩和して希望する事業者のスムーズな移転を促す考え。
★「はこだて夜祭り」外国人満足度6割(17日) 函館市は、訪日客向けに8月にはこだてグリーンプラザで実証実験として開いた「はこだて夜祭り」の検証結果をまとめた。来場者を対象に行ったアンケートで「大変満足」「満足」と回答した外国人の割合は合計で63%に上り、盆踊りや縁日など日本文化を体験してもらう企画は一定の成果を得た。
★鹿部町、A級グルメで人材育成へ(18日) 鹿部町は11月、福井県小浜市、島根県邑南町、同県西ノ島町、宮崎県都農町の4市町と「にっぽんA級グルメのまち連合」を設立する。邑南町が持つ食を通じた人材育成の仕組みやノウハウを自治体間で共有。5市町で連携して情報発信力を高め、起業や就業につなげる。
★ガソリン高騰160円台(18日) 函館市がまとめた12日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格は、前月比7・93円高の161・75円で、3年11カ月ぶりに160円台を突破した。同じく値上げ基調の灯油は2カ月連続で100円台を記録し、需要の高まる冬場に向けて市民生活を直撃しそうだ。
★棒二跡地整備案、商業棟建設盛り込む(19日) 来年1月末で閉店する棒二森屋の跡地整備に関し、イオングループは18日、これまで示していたホテル棟とマンション棟のほかに、新たに商業棟の建設を計画していることを明らかにした。商業棟の新設は、地元商店街の意向を一定程度反映したとみられる。
★旧相馬家住宅、国の重要文化財に(20日) 国の文化審議会は19日、重要文化財として、函館市元町33の旧相馬家住宅2棟(主屋、土蔵)を新規指定、上ノ国町上ノ国の重文「旧笹浪家住宅」に付属の米蔵・文庫蔵1棟を追加指定するよう、柴山昌彦文部科学相に答申した。官報告示を持って正式登録される。
★特殊詐欺被害防止モデル地区に大手町会を指定
(20日) 函館西署は19日、特殊詐欺被害を防ぐモデル地区に大手町会を指定した。町会が住民から特殊詐欺の相談窓口となり、近くの金融機関やコンビニエンスストアに情報提供し、はがきや電話などの詐欺の前兆に対応する狙い。