★いさ鉄などが台湾客に魅力PR(23日) 台湾の祝日に合わせ、道南いさりび鉄道などは22日、函館空港国際線ターミナル到着口で台湾人を対象にした観光PR活動を展開した。訪日外国人客を道南西部に呼び込む狙いで、6月に続き2回目。胆振東部地震の風評被害の払しょくに向けた取り組みも行った。
★江差追分全国大会で北斗の井上さん優勝(24日) 第56回江差追分全国大会は最終日の23日、町文化会館で予選を突破した50人による決選会が行われ、北斗市の井上さつきさん(35)=江友会=が日本一の座を手にした。井上さん北見市出身で、江差追分を学ぶために18歳の時に単身で江差町に転居し、町内で稽古を積んできた。
★動物と触れ合い獣医体験楽しむ(24日) 動物愛護週間期間中の23日、道立道南四季の杜公園花の丘北駐車場で「どうぶつ愛護フェスティバル2018」が開かれた。多くの家族連れや愛犬家らが来場。犬や馬など身近な動物と触れ合いながら、命の大切さを再認識した。
★ラ・サール花園逃す(25日) 高校ラグビーの第71回北海道南・北選手権大会兼第98回全国大会道予選会の最終日が24日、オホーツク管内遠軽町のえんがる球技場で決勝戦が行われ、南大会で函館ラ・サールが14―50で札幌山の手に敗れ、2年連続の花園出場はならなかった。
★「道南竜将」坂木さんが3連覇(25日) 「第22回道南竜将戦 三番勝負」(函館新聞社、日本将棋連盟函館中央支部主催)が24日、日本将棋連盟函館中央支部(函館将棋センター)で開かれた。函館市の会社員坂木祐介さん(29)が挑戦者の同市の中濱佑介さん(27)に2連勝して、道南竜将の座を守った。
★台湾で「函館観光は安全」理解得る(26日) 胆振東部地震による風評被害で、函館市を訪れる外国人観光客の宿泊キャンセルが相次いだことを受け、19~22日、片岡格副市長や経済団体幹部らの官民訪問団が緊急プロモーションのため台湾を訪問し一定の成果を携えて帰国。航空会社2社などに対し、平静を取り戻した函館の現状を説明し理解を得たが、旅行会社では道内旅行のキャンセルが出て、売り上げに影響したとの声が出たという。
★函館大野球部2年連続V(26日) 北海道六大学野球1部秋季リーグ戦最終日は25日、苫小牧市のとましんスタジアムなどで3試合を行い、函館大が9勝1敗で2年連続5度目の優勝を果たした。最終戦は苫小牧駒澤大を2-1(9回サヨナラ)で破った。
★道南で牛乳234・7トン廃棄(26日) 渡島総合振興局は台風21号と胆振東部地震に関し、管内市町への聞き取り調査などをもとに25日(午前9時現在)までの各産業への被害状況をまとめた。地震による被害では、酪農が盛んな八雲町を含む2市6町で、生乳234・7トンが停電により廃棄されたほか、台風では北斗市などを中心にネギ畑約114ヘクタールで、倒伏や折損などの被害があったことが明らかになった。
★洞爺丸台風から64年で法要(27日) 1954(昭和29)年9月26日の「洞爺丸台風」で亡くなった人を追悼する慰霊法要が26日、北斗市七重浜7の「颱風(たいふう)海難者慰霊碑」前で開かれた。函館市仏教会(鷲山宣裕会長)の僧侶13人の読経が響く中、参列した遺族ら約50人が64年の歳月に思いをはせ、亡き人に手を合わせた。また、七宝寺(油井清量住職)も犠牲者を慰霊する供養法要を行った。
★港町埠頭コンテナヤード隣接に利点(28日) 米国の客船会社セレブリティ・クルーズが運航する豪華客船「セレブリティ・ミレニアム」が27日、函館港港町埠頭に寄港した。今回初めて左舷後方の岸壁に船用品が入ったコンテナ(40フィート)を4個並べ置いて、船内に物資を搬入した。係留作業や乗客の移動にも支障がなく、コンテナヤードを持つ同埠頭の地の利を発揮できる試みとして注目される。
★若松埠頭岸壁客船受け入れ入念に確認(29日) 若松埠頭(ふとう)で係留岸壁の暫定供用が10月2日から始まるのを前に、関係者が28日、同埠頭で実際に大型バス2台を駐車させ、乗客の受け入れ態勢などを確認するシミュレーションを行った。市の関係者や、客船寄港時に交通、警備などを担う事業者ら約20人が参加。225メートルの岸壁で、バスの駐車位置や警備員の配置箇所、乗客の動線などを念入りにチェックした。
★江差の鴎島灯台「恋する灯台」に(29日) 江差町のかもめ島にある鴎島灯台が日本ロマンチスト協会が認定する「恋する灯台」に選ばれた。渡島・桧山管内では初。西洋の小さな古城を思わせる形で、近くに開陽丸があり歴史ロマンを感じさせることが認定の理由。28日に照井誉之介町長に認定証が渡された。
★カナダバドミントン選手団の合宿地函館が最優先候補地(29日) 函館市は28日、2020年東京五輪・パラリンピックのバドミントンへの出場を目指すカナダ選手団が、市を事前合宿の最優先候補地に選定していることを明らかにした。市は気候条件がカナダと似ている点や東京へのアクセスが良く、施設が充実している点をアピールする考え。海外の選手が市内での事前合宿を検討するのは初めて。