★函館観光回復の兆し(16日) 胆振東部地震による観光への影響が懸念される中で迎えた3連休初日の15日、函館市内は観光客の姿が戻り、久々ににぎわいをみせた。函館市や函館国際観光コンベンション協会は、動画やSNSを通じて、市内の観光、宿泊施設などが通常営業していることを発信し、一層の来函客の呼び戻しにつなげたい考え。
★五稜郭野外ステージで山崎まさよしさんライブ(16日) シンガーソングライターの山崎まさよしさんのコンサートが15日夜、国特別史跡・五稜郭跡の野外特設ステージで開かれ、大勢のファンが夕闇に響く甘い歌声と優美な旋律に酔いしれた。
★車とトレーラー正面衝突、親子3人死亡(16日)15日午前4時40分ごろ、森町石倉町の国道5号で乗用車と大型トレーラーが正面衝突した。乗用車を運転していた札幌市の男性(44)、後部座席に乗っていた妻(40)と三男の高校生(16)が死亡した。
★函館市の高齢化進む(17日) 函館市がまとめた8月末の住民基本台帳人口によると、65歳以上の高齢者人口は8万9452人(男3万5451人、女5万4001人)で、総人口25万9774人(男11万8261人、女14万1513人)に占める割合は昨年同月から0・8ポイント高い34・4%となり、6月から過去最高を更新している。
★七飯で道南初「3×3バスケ」リーグ開幕(17日) 東京五輪で正式種目に採用されている3人制バスケットボール「3×3(スリーバイスリー)」のリーグ「3×DAYS(スリーバイデイズ)」が15日、七飯町ファミリースポーツセンターで開幕した。函館や北斗、七飯などの8チームがエントリーし、12月まで総当たりで戦う。
★秋の高校野球 函工、柏稜が函館支部代表に(18日) 第71回秋季北海道高校野球大会函館支部予選の最終日は17日、函館市のオーシャンスタジアムで代表決定戦2試合を行い、Aブロックは函館工業、Bブロックは函大付属柏稜が勝ち、30日から札幌の円山球場・麻生球場で行われる道大会へ進出を決めた。
★18年基準地価 ホテル建設で駅前2地点上昇(19日) 道が18日発表した2018年度(7月1日現在)の基準地価(道地価調査)は、函館市の商業地でJR函館駅前を中心にホテル用地の需要が高まったことなどを受け、松風、若松地区の2地点で地価が上昇し、平均価格が07年以来、11年ぶりに上昇した。
★台湾で観光の安全PR(19日) 胆振東部地震に伴う観光への影響が懸念される中、函館市や函館商工会議所などは18日、函館を訪れる海外客の半数以上を占める台湾に19日から22日まで訪問団を派遣することを決めた。現地の航空、旅行会社で市内の観光施設が通常営業している様子などを紹介し、観光客の送客を緊急要請した。
★10月6、7日にグルメサーカス代替イベント(20日) 函館市は10月6、7両日にはこだてグリーンプラザで開催される「函館いか祭り」に合わせ、食をメインとしたイベントを同時開催することを決めた。「はこだてグルメサーカス」など、6日の地震発生後に市内でのイベントが相次ぎ中止となったことを踏まえ、代替イベントと位置づけて2日間開催する。
★外国人客がだし飲み比べ(20日) 道教育大函館校は19日、函館朝市ひろばで、同日函館港に寄港した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」の外国人乗客らを対象に、道南産の昆布やしいたけなど4種類のだしの飲み比べをするワークショップを初めて実施した。約20人が日本の伝統的な食文化を体験した。
★「名指し」自治体困惑隠せず(21日) 高額な返礼品が問題となっている「ふるさと納税」をめぐり、道南の8町の返礼割合が3割を超えていると総務省から指摘された。国に〝名指し〟された各町は対応を急ぐ一方「きちんとしたルールがないまま来ている。納得できない」「地元の経済に貢献している」と国の姿勢に疑問を持つ声もある。
★南茅部の「浜味祭り」開催終了(21日) 函館市は、例年10月第2土曜に南茅部地区の尾札部漁港(黒鷲岬地区)で開催していた秋のイベント「南かやべとことん浜味祭り」について、今年度から開催しないことを明らかにした。市南茅部支所は「定置網で捕れる秋サケが不漁続きで、安価で提供できないため」と説明。
★江差追分全国大会が開幕(22日) 第56回江差追分全国大会が21日、江差町文化会館で開幕した。この日は江差中学校の全校生徒112人による江差追分大合唱が同大会で初披露され、会場の雰囲気を盛り上げた。
★少年刑務所の訓練船で初の受刑者脱走訓練(22日) 函館少年刑務所は21日、函館港に停泊中の職業訓練船「少年北海丸」から受刑者が逃走したとの想定で訓練を実施した。今年4月に愛媛県の刑務所作業場から受刑者が脱走した事件を受けて初めて取り組んだ。