★函館山に残る要塞巡る(5日) 北海道財務局は4日、北海道150年事業の一環として函館山の要塞などを巡る見学ツアーを開いた。市民ら30人が参加。普段は入れない御殿山第1砲台をはじめ、千畳敷まで約3時間をかけて、身近な山に眠る戦跡をたどった。
★小学生競技かるたで熱戦(5日) 第6回小学生競技かるた選手権大会が4日、サン・リフレ函館で開かれた。函館市や札幌市などから小学生11人が出場。頂点を目指して腕を競い合い、函館深堀小6年の細谷琴音さんが優勝した。
★国際民俗芸術祭開幕(6日) 国内外のアーティストやパフォーマー計31組が伝統音楽や舞踊、大道芸などで函館の夏を彩る「はこだて国際民俗芸術祭」が5日、函館市の元町公園などで開幕した。
★北海道150年式典で菊地さん熱唱(6日) 「北海道150年記念式典」が5日、道立総合体育センター北海きたえーる(札幌)で開かれた。天皇、皇后両陛下ご臨席の下、「松前神楽」の演舞や江差町の菊地勲さんが「江差追分」を熱唱した。
★母親殺害容疑で息子逮捕(7日) 5日夜、函館市本町のアパートの一室で、この部屋に住む無職、田名辺三枝子さん(69)が死亡しているのが見つかった。函館中央署は6日朝、息子で無職、田名辺治容疑者(49)を殺人容疑で逮捕した。同署によると、同容疑者は「首を絞めた」と供述している。
★空き家所有者解体希望6割(8日) 函館市は、西部地区と中央部地区計51町で、空き家の所有者を対象に行った意向調査の結果をまとめた。今後の取り扱いは、解体希望が約6割に上った一方、「費用がない」「賃貸・売却の相手が見つからない」とした回答がともに3割を占め、空き家の解体が進まない背景が改めて浮き彫りになった。
★道南野菜おいしさの紹介(8日) 道総研道南農試場長の加藤淳さん(59)と絵本作家そらさん(札幌在住)が、新刊「おいしい北海道やさい」(キクロス出版)を共同出版した。道内で育つおいしい野菜20品目の秘密を解き明かし、道南で生産が盛んな立茎アスパラガスやニラ、トマトなどの写真もふんだんに盛り込んでいる。
★市の雪捨て場新たに4カ所(9日) 函館市は8日、今年度の除雪計画の素案を明らかにした。昨冬の記録的な降雪で大幅な遅れが生じた除排雪作業の効率化を目指し、市民用の雪捨て場を最大で4カ所新設。大雪時は幹線道路優先の順序を見直し、道路の種別を問わず柔軟に対応する。
★帆船「みらい」初寄港(9日) グローバル人材育成推進機構(神戸市)の練習帆船「みらいへ」(230トン)が8日、函館港西埠頭(ふとう)に初寄港した。一般市民が体験航海できる国内唯一の帆船で、青森、函館の小学5年生でつくる「津軽海峡こども調査団」を乗せて着岸した。
★夜の十字街電停混雑対策急務(10日) 函館市電・十字街電停では観光ピーク時期の夜、湯の川行きの市電を待つ利用客があふれて国道と道道の交差点にはみ出し、危険な状態となっている。市交通部は市電の増発で混雑緩和を図る考えだが、未然に事故を防ぐためにも抜本的な対策が急務となっている。
★姥神大神宮渡御祭が開幕(10日) 道内最古とされ、370年以上の歴史を持つ「姥神大神宮渡御祭」が9日、始まった。初日の宵宮祭では、町内各地の山車(やま)が大神宮へ向かい、魂入れの儀式を終えた後、それぞれの町内を巡った。
★学力テスト函館5教科で全国上回る(10日) 函館市教委は今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト、4月)の結果を公表した。全10教科中、小学校と中学校の国語A、Bと中学校の理科の計5教科で全国平均を上回った。活用力をみる「B問題」も全教科で向上がみられ、市の取り組みが一定の効果を発揮した格好だ。
★函館出身の三浦さんミス・ワールド国内ファイナリストに(11日) 函館出身の三浦菜(さい)さん(22、青山学院大4年)がこのほど、世界三大ミスコンテストの一つ「ミス・ワールド2018世界大会」に出場する日本代表選考会ファイナリストの30人に選ばれた。唯一の北海道出身で、最終選考は28日。
★パラ夏季合宿公開(11日) 函館市で夏季強化合宿中の日本パラ陸上競技連盟(JPA)アジアパラ代表候補選手や強化指定選手の練習が10日、千代台公園陸上競技場で報道陣に公開された。本通中出身の重本(旧姓・辻)沙絵選手らが2年後の東京五輪・パラリンピックを見据え、10月のアジアパラ競技大会へ向けて実践的なトレーニングに取り組んでいる。