★舟こぎ競争白熱、ひろめ舟祭りにぎわう（１０日）　函館市南茅部地区の一大イベント「第３３回南かやべひろめ舟祭り」（実行委主催）が９日、臼尻漁港で開かれた。メインの舟こぎ競争には３２チームが参加し、抜きつ抜かれつの白熱したレースを繰り広げた。
　★「函館奉行」の原料米、豊作願い田植え（１０日）　函館の地酒「函館奉行」の原料となる酒造好適米「吟風（ぎんぷう）」の田植えと豊作祈願祭が９日、函館市米原町の水田であった。参加者が田に入り、１０センチほどに育った吟風の苗を丁寧に植えた。
　★上ノ国で死亡事故ゼロ３５００日達成表彰（１２日）　上ノ国町内での死亡交通事故ゼロ日数が３５００日を超えたのを受け、上ノ国町交通安全運動推進委員会と町内の４交通安全協会に対する表彰状や感謝状の贈呈式が８日、町役場で開かれた。町内では２００８年１１月２日以来、死亡交通事故が発生しておらず、今月３日に３５００日を達成した。
　★函館市、住居手当調査７月中に完了（１２日）　函館市職員が住居手当を不正に受け取っていた問題で、市は１１日の市議会一般質問で、手当を受給している職員約１０００人の現況調査を７月中に終える方針を明らかにした。新たに不正が見つかった場合は公表する考えだ。
　★「きみの鳥はうたえる」完成試写会で監督らあいさつ（１２日）　函館出身の作家・佐藤泰志（１９４９～９０年）の同名小説を原作とした映画「きみの鳥はうたえる」（三宅唱監督）の完成披露試写会が１１日、函館市民映画館シネマアイリスで開かれた。三宅監督と主役の「僕」を演じる柄本佑さんが舞台あいさつを行い、函館のファンに向けて制作秘話や作品の魅力などを語った。
　★「ほっくる」さらに２店舗撤退（１３日）　北斗市は１２日の市議会一般質問で、新函館北斗駅前の市観光交流センター別館内にある飲食物販エリア「ほっくる」の状況について、新たに２店舗の撤退を明らかにした。水産加工品販売店が５月下旬に閉店し、７月末までに引き払うほか、飲料・野菜の販売店も６月末での撤退を申し出ている。
　★国保赤字、２億８０００万円圧縮（１３日）　函館市は１２日の市議会一般質問で、国民健康保険の２０１７年度の累積赤字解消分として一般会計から繰り入れる金額が、補正予算で計上した１０億５０００万円から約２億８０００万円圧縮される見通しを明らかにした。国や道からの補助金が見込みより増額したことなどが要因。
　★函館市、ガソリン１５０円台突破（１４日）　函館市がまとめた６月の石油製品小売価格調査結果によると、１２日時点のレギュラーガソリン１リットル当たりの平均価格は前月比７・４２円高の１５３・９１円で、３年半ぶりに１５０円台を突破した。産油国の協調減産と中東情勢の不安定さによる原油高などが要因。
　★関西からの旅行ツアー、縄文文化に熱視線（１４日）　道南の縄文遺跡群を巡る関西からのツアー客が１３日に函館入りし、函館市縄文文化交流センターや大船遺跡、垣ノ島遺跡を訪れた。国宝に指定されている中空土偶などを見学し、世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の魅力に触れた。
　★「生豆腐」移動販売でＰＲ（１５日）　日乃出食品（七飯町緑町３）が豆腐を移動販売する直販事業「Ｊｉｍｏ豆腐Ｓｏｉａ（ジモトウフソイア）」が１２日にスタートした。道南産大豆のみを使った香り高い濃厚な味の「生豆腐」を車に積み込み、地元住民にＰＲしていく。
　★陸上で道南勢６人がインターハイ切符（１５日）　１４日に札幌で行われた陸上の高体連道予選で、男子４００メートル障害に出場した札内航（函中部３年）が５４秒５６で優勝するなど、６人がインターハイ出場を決めた。
　★５０年前刊行の「碧血碑物語」復刻（１６日）　館碧血会は、５０年前に出版した「碧血碑物語」の復刻版を発行し、市内の書店で販売を始めた。箱館戦争が１８６９年に終結したことで、今年は「箱館戦争戦没者百五十回忌記念」としてさまざまな事業を実施。百回忌記念で発行した同書の復刻版を約１年前から企画し、完成させた。
　★「訴訟最終告知」はがきで詐欺被害発生（１６日）　函館中央署は１５日、函館市内の６０歳代女性が、電子マネー１万円分をだまし取られる架空請求被害が発生したと発表した。今月に入り、市内に相次いで郵送されている「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」と題したはがきを端緒に発生しており、同署は注意を呼び掛けている。