★特別交付税繰り上げ交付、函館市に2億4400万円(25日) 総務省は23日、大雪に見舞われた地域を支援するため、17道府県の計163市町村に3月分の特別交付税の一部を26日に繰り上げ交付すると発表した。このうち渡島管内は長万部町を除く10市町に7億4100万円、桧山管内7町が3億9600万円となった。
★「フードフェスタ」盛況(25日) グルメイベント「はこだてフードフェスタ」が24、25の両日、函館アリーナで開かれた。道南の食材を使った丼やすし、鍋など多彩な味覚が集結。2日間で約2万1500人が詰めかけ、趣向を凝らしたメニューを満喫した。
★フッ化物洗口を函館市内全小学校に導入へ(26日) 函館市教委は新年度、虫歯予防に効果があるとされるフッ化物洗口を市内全46小学校に拡大する。本年度に亀田小、弥生小、臼尻小の3校で試行実施した結果、フッ化物利用について有効かつ安全であると判断。新年度予算案に経費600万円を盛り込んだ。
★国公立大2次試験前期日程始まる(26日) 2018年度国公立大学の2次試験前期日程が25日、全国一斉に始まった。函館市内では、公立はこだて未来大と道教育大函館校の2校で行われ、受験生は緊張の面持ちで試験に挑んだ。
★バニラ・エア関西線運休(27日) 格安航空会社(LCC)のバニラ・エアは、2017年3月18日から繁忙期を中心に季節運航していた函館―関西線を運休すると発表した。「目標としていた搭乗率に届かず、収益性の確保が難しくなったため」と同社。
★「おでかけリハビリ」ポイント制導入(27日) 函館朝市などでつくるおでかけリハビリ推進協議会は3月1日、買い物などを通して健康増進に役立ててもらう「おでかけリハビリ」にポイント制を導入する。参加した高齢者らが一定額以上の買い物をすると専用のコインがもらえ、集めると商品券に交換できる仕組み。朝市で実証実験を行い、4月から本格稼働させる計画。
★小型クロマグロ取りすぎで南かやべ漁協1・5億円拠出(28日) 小型太平洋クロマグロ(30キロ未満)の取りすぎで南かやべ漁協が迷惑料として拠出金の支払いを検討していた問題で、金額が1億5000万円に決まったことが分かった。拠出金の使い道は今後、日本定置漁業協会(東京)などが決める。
★人件費削減は「3年程度」(28日) 赤字が続いている函館市病院局は、経営改善に向けて新年度から実施する予定の医師を含む職員約1000人の人件費削減について、3年を限度とする考えを示した。経営が好転すれば1年、2年に短縮する可能性もあり、毎年度ごとに労働組合との協議を行う。
★鹿部の間歇泉、北海道遺産追加選定候補に申請へ(1日) 鹿部町は、次世代に引き継ぐ自然や文化、産業などを選ぶ「北海道遺産」の追加候補に、「間歇(かんけつ)泉」を申請する。間歇泉単独での申請は初めてで、3月中に関係書類をまとめる。
★函館市、ミャンマー難民定住先外れる(1日) 国の「第三国定住」制度で、ミャンマー難民の定住先として候補に挙がっていた函館市が定住先から外れたことが、関係者への取材で分かった。仕事や住居、気候などを総合的に勘案した結果とみられる。
★「サンテクノ」函館拠点が開所式(2日) 航空宇宙機器などの設計や製作業務、エンジニアの派遣などを行うサンテクノ(愛知県名古屋市、細江政司社長)の県外初拠点となる「函館R&Dセンター」の開所式が2月28日、函館市産業支援センターで開かれた。細江社長は「この拠点からメイドイン函館の優れた製品を生み出したい」と意欲。
★公立、私立高で卒業式(2日) 道南の公立高校と函館市内の一部の私立高校で1日、卒業式が開かれた。在校生や教職員、保護者らに見守られながら卒業生は式に臨み、思い出を噛み締めながら学びやを巣立った。
★暴風雨一転、猛吹雪に(3日) 北海道付近が強い冬型の気圧配置となった影響で、道南は2日、桧山南部で夕方まで、渡島の東部・西部では午前中まで暴風雪となった。その後も強い風雪が続き、暴風雨となった1日に続き交通機関が混乱した。
★除排雪苦情、1日だけで730件(3日) 除排雪に関する函館市の緊急部長会議が2日にあり、市土木部は生活道路を中心に雪にはまり走行不能になったとして1日だけで約730件の苦情があったと明らかにした。市幹部は非常事態と受け止め、統合で閉校する中学校のグラウンドに雪捨て場を開設することなどを指示した。