★雨で雪解け、3月並みの暖かさ(11日) 北海道付近に気圧の谷が近づいた影響で、10日の道南は気温が上昇した。気象庁の速報値によると、最高気温は松前6・6度、江差6・1度、函館4・1度など、各地で3月上旬から下旬までの高さとなった。函館市内では雪解けが進み、9日に最大66センチあった積雪は10日午後5時に53センチとなった。
★旧公会堂活用へアイデア続々(11日) 「函館の未来を考えるワークショップ」(函館コミュニティプラザGスクエア主催)が10日に開かれた。学生や一般など市民約20人が参加、国の重要文化財に指定されている旧函館区公会堂の活用方法や函館の将来像などを議論した。
★恵山ごっこまつり盛況(12日) 函館市恵山地区の冬の味覚を味わう「第28回恵山ごっこまつり」(実行委主催)が11日、道の駅「なとわ・えさん」で開かれた。大勢の家族連れが訪れ、寒空の下おいしいゴッコ汁を味わった。
★函館市内新規住宅着工戸数、消費増税前の水準まで回復(12日) 国土交通省がまとめた2017年の函館市内の新規住宅着工戸数は、前年比9%増の1723戸で、4年連続で増加した。低水準の住宅ローン金利を背景に不動産投資の動きが続いており、消費税増税前の水準まで回復しつつある。
★ふるさと納税、前年の14・1倍に(13日) 函館市が本年度から寄付者への返礼品を拡充した「ふるさと納税」の寄付件数、入金額が大きく伸びている。昨年4~12月の件数は3840件で前年同期の20・5倍、金額は14・1倍の1億5718万円。寄付金の使い道に大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟の費用を加えたことで話題を呼んだ。
★函館のパフォーマー勢ぞろい(13日) 函館を中心に活躍するパフォーマーが一堂に会するイベント「函館パフォーマーズ 五稜郭冬の陣」が12日、函館コミュニティプラザ(Gスクエア、シエスタハコダテ内)で開かれた。パフォーマーたちが繰り出す技に、満員の観客たちは歓声や拍手を送った。
★函館市新年度予算案、一般会計1349億円(14日) 函館市は13日、2018年度当初予算案を発表。一般会計は前年度当初予算比1・6%減の1349億9000万円で、2年ぶりに減額。重点施策には子どもの貧困対策や人手不足解消など3点を掲げた。
★市のアンテナショップ、都内に2号店開業へ(14日) 函館市が9月をめどに、東京都内でアンテナショップの2号店を開業することが13日、分かった。中央区にある1号店同様、コンビニエンストア内に開設する計画。既存店は年間売り上げが約1000万円に上るなど好調で、拠点を増やし、函館の魅力を一層PRする考えだ。
★函館の累積降雪量過去5番目に(15日) 道南は今冬、寒気が入りやすい状況となり雪の日が多く、函館では累積降雪量(11月1日~2月13日)が425センチとなり、1954年の観測以来5番目の多さとなっている。「これ以上雪を置く場所がない」と除雪に悲鳴をあげる住民も出ている。
★ポスターで「函館真昆布」PR(15日) 函館市や市内5漁協はこのほど、市内で生産されたマコンブの統一名称として定めた「函館真昆布」の認知度を高めようとポスターを作製した。他地域と比べて認知度が全国的に見て低いことから、コンブの名産地・函館を強力にアピールする考えだ。
★函館積雪80センチ超え(16日) 道南は14日夜から15日未明にかけて断続的な雪となり、気象庁の速報値によると函館で15日午前0時に最深積雪が81センチに達し、1872(明治5)年に「函館気候測量所」として気象観測を始めて以来、5番目の多さとなった。
★北斗のコミュニティバス計画案、ルートに新駅追加(17日) 北斗市は上磯、大野の両地域を結ぶコミュニティバス「南北市街地連絡バス」について、新函館北斗駅をルートに盛り込むなどした運行計画案をまとめた。今年11月からの冬ダイヤに合わせて運行する考え。
★「はこだてみらい館」集客てこ入れ(17日) 函館市は新年度、集客に苦戦している公益施設「はこだてみらい館」(キラリス函館3階)のてこ入れを図る。大人の入館料を現在の半額となる300円に引き下げるほか、4階の「はこだてキッズプラザ」との共通利用券に3カ月券と6カ月券を新設する。
★「函館野外劇」の会30周年記念誌が完成(17日) NPO法人市民創作「函館野外劇」の会の30周年記念誌「ありがとう」が完成した。1988年のスタートから2017年の第30回記念公演までの歩みをまとめた。さまざまな形で野外劇に関わった人たちが、創設者の故フィリップ・グロード神父との思い出や、野外劇のこれからを語っている。