★未来大学生が函館山でイカボPR(25日)イカ型ロボット「イカボ」の制作を通して観光振興に取り組む公立はこだて未来大学の学生プロジェクトチームが24日、函館山山頂でPR活動を行った。新型の「11号機」を展示し、観光客らにロボットの魅力などを伝えた。
★函館市立小中学校、不登校の割合微増(25日)函館市教委は、市立小中学校での児童生徒の不登校数を明らかにした。不登校の割合は2013年度が0・8%、14年度が1・1%、15年度が1・2%と推移。小中学校とも微増傾向にあるが、全国平均よりやや低くなっている。
★北斗星広場がオープン、初日から活況(26日)北斗市の旧茂辺地中学校のグラウンドで整備が進められてきた「茂辺地北斗星広場」が25日、グランドオープンした。広場では、かつての寝台特急「北斗星」の車両を保存し、飲食店、トイレ、駐車場も整備。オープン初日から大勢の人でにぎわいを見せ、急激な少子高齢化が進む茂辺地地区の活性化に向け好発進した。
★碧血碑で慰霊祭、旧幕軍兵士しのぶ(26日)土方歳三をはじめとする箱館戦争で戦死した旧幕府軍兵士を祭る「碧血碑」(谷地頭町1)で25日、慰霊祭(函館碧血会主催)が行われた。子孫や碧血会会員ら約70人が参列し、碑前で手を合わせ、戦死者をしのんだ。
★桧山観光客105万人、新幹線効果で過去5年で最多(27日)桧山振興局は26日、2016年度の桧山管内観光客の入り込み数をまとめた。前年度比3・6%増の105万6000人と2年連続で100万人を超えた。過去5年間では最高で、全7町が前年を上回った。北海道新幹線開業の影響が大きく、新駅に近い江差など南部4町と周遊ルートの今金が好調だった一方、遠方のせたなと奥尻での開業効果は限定的だった。
★道南農試・三澤さん、国際誌に論文2本同時掲載(27日)道総研道南農試(北斗市本町)で、植物病害を研究する三澤知央(ともお)研究主任(43)の書いた論文が、国際誌「ジャーナル・オブ・ジェネラル・プラント・パソロジー」(JGPP)に、2本同時に掲載された。1冊に2本掲載されるのは大学教授でもまれといい、三澤さんは論文を執筆する喜びを静かにかみしめている。
★16年度渡島の観光客、5年連続増の1259万人(28日)渡島総合振興局は、2016年度の管内の観光客入り込み数をまとめた。前年比15・2%、約166万人増の1259万600人で5年連続の増加とともに、2003年以降で最高を記録した。北海道新幹線開業やそれに伴うツアー、メディア露出の増加が主なプラス要因。
★旧イギリス領事館、庭園のバラ見頃(28日)函館市旧イギリス領事館(元町33)のローズガーデンで色とりどりのバラが満開となり、観光客らを楽しませている。近くの元町公園でも花の盛りを迎え、甘い香りが初夏の観光地にアクセントを加えている。
★スポーツ合宿誘致強化へ、渡島西部4町が協議会立ち上げ(29日)渡島西部4町(松前、福島、知内、木古内)と渡島総合振興局は28日、福島町役場で協議し、「渡島西部4町スポーツ合宿誘致協議会」を立ち上げ、連携してスポーツ合宿の誘致体制強化に向けた戦略づくりに乗り出すことを決めた。
★函館ロゴマーク利用伸び悩む(30日)函館市が商業利用を認めている「函館ロゴマーク」の利用実績(6月1日現在)が、計144件と伸び悩んでいる。数値目標は設けていないが、利用承認件数は年々減少傾向。このうち飲食店での利用は1件にとどまっており、今後は食の分野への積極的なてこ入れにより、民間での使用拡大を促していく考えだ。
★いさりび鉄道決算、営業収益15億円(30日)昨年3月26日に開業した道南いさりび鉄道(函館、小上一郎社長)は29日、2016年度の決算を発表した。営業収益は開業前見込みから1億230万円増の15億1113万円で、営業費は同1億5700万円増の16億6443万円となった。営業損失は1億5330万円、営業外収益、営業外費用を加えた経常損失は1億8566万円。税引き後損失は1億4640万円となり、見込みから740万円圧縮された。
★今年初の夏日、木古内29・4度、函館27・2度(1日)道南は30日、南から温かい空気が流れ込んだ影響で気温が上がった。気象庁の速報値によると、最高気温は木古内で29・4度(午後3時42分)となり、6月として過去最高となった。このほか、森27・9度、函館27・2度、北斗と八雲町八雲27・0度、今金26・2度が今年初の夏日となった。
★大間原発訴訟が結審(1日)函館の市民団体「大間原発訴訟の会」(竹田とし子代表)が国や電源開発を相手取り、大間原発(青森県大間町)の建設・運転の差し止めを求めている裁判は6月30日、函館地裁で結審し、浅岡千香子裁判長は判決日時を後日指定するとした。原告団によると、来年3月までに判決が言い渡される見通し。