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荒井三津子さん・暮らしのパレット/年末

 街が寂しい。東京もニューヨークもパリも、どこもかしこも寂しい。一年前、誰が想像しただろうか。今はどこに行ってもウイルスの脅威からは 逃れられない。改めて地球は小さい星なのだと思う。
 ヨーロッパでは国の代表が大勢集まって飲食し、感染したとかしないとか。日本でもこの時期にわざわざ集って食事をした政治家がいる。何人なら良いとか悪いとか不毛な議論で騒がしい。要するに今は外出してくれるな、複数で集うなということなのだろうが、それがはっきり言えない辛さ、言われる辛さ、困惑、せつない年末である。
 在宅ワークが増えた人たちは自宅にいる時間が長くなり、今までより楽だろうと思われがちだが決してそうではない。家族がいれば三食の心配、人の出入りもあれば電話も鳴る。リモート作業のストレスもある。働き方やライフスタイルの見直しなど、前向きな提案もあるが、現実は日々の生活で多くは精一杯の年だったと思う。高齢者をかかえる我が家も例外ではなかった。
 そんな中、市販のおせち料理の売れ行きが良いという。それも高額なものがよく売れているとのこと。どこにも行けないのならせめて自宅で贅沢(ぜいたく)をしようということなのだろう。だが、我が家は作ることにし、料理研究家の友人と簡単なおせち料理をあれこれ試作した。特別な料理でなくてもちょっとした盛り付けの工夫で気分は変わる。くる年の平安を祈念しながら、年末はていねいに暮らしたいと思う。(生活デザイナー)

      暮らしのパレット











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