★北斗星の車両、北斗市に残す(29日)北斗市民有志による任意団体「『北斗の星に願いを』推進委員会」(澤田導俊代表)は28日、昨年8月に廃止されたJR寝台特急「北斗星」(上野―札幌間)の車両を、市内茂辺地地区に誘致・保存する計画を正式発表した。市に新たな観光資源をつくる狙いで、旧茂辺地中学校グラウンドに設置する。資金調達の手法「購入型クラウドファンディング」を活用、同日に募集を始めた。
★元福島町長、佐藤被告に有罪判決(29日)東京のIT関連会社「ブレーン」元松前支店長の男性から現金100万円を受け、同社の企業誘致の便宜を図ろうとしたとして事前収賄の罪に問われた、前福島町長、佐藤卓也被告(54)=福島町福島=の判決公判が28日、函館地裁であり、佐藤卓生裁判長は懲役1年6カ月、執行猶予5年、追徴金100万円(求刑・懲役1年6カ月、追徴金100万円)を言い渡した。
★石田君・橋野君(函水高)が「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」佳作に(30日)函館水産高校(三ツ石茂之校長)3年の石田雅一君(18)と2年の橋野丞矢君(17)が、海運や船に関する新聞を制作する2015年度「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」(日本海事広報協会主催)の佳作に入賞した。昨年の戦後70年に合わせ、1945年7月14日に函館空襲で戦没した駆逐艦「橘」を通じ、平和を考えた活動が高く評価された。
★西安-函館、週3便運航(30日)函館市は29日、中国の奥凱(オッケー)航空(本社・北京市)が西安と函館を結ぶ国際定期路線を、5月15日に開設すると発表した。毎週水、金、日曜日の3往復とし、国交省の認可後に正式決定する。中国内陸部との路線開設は道内初で、市は高まる訪日観光需要の取り込みと両国の活発な交流に期待している。
★福祉コミュニティエリア整備、善智寿会代表のグループに決定(31日)函館市は30日、日吉町4丁目市営住宅団地跡地に計画する福祉コミュニティエリア整備のプロポーザル(提案型公募)の結果、事業者に代表法人の医療法人社団善智寿会(柏木町、飯田善樹理事長)と11社で構成するグループに決まったと発表した。
★起業家甲子園で未来大・函中部高チーム最高賞
(31日)全国から選抜された学生らがビジネスプランを競い合う「起業家甲子園」(総務省など主催)で、公立はこだて未来大学の学生や函館中部高校の生徒でつくる「Code for Hakodate(コード・フォー・ハコダテ)」が最高賞の総務大臣賞を受賞した。
★北斗おもてなし祭、6日間で15万6000人来場
(1日)北斗市は3月26~31日に、北海道新幹線新函館北斗駅西側で開いた開業記念イベント「北斗おもてなし祭」の来場者数(推計値)をまとめた。初日の4万人を筆頭に各日1万人を超え、6日間で計15万6000人が来場した。市総務部企画財政課は「平日のにぎわいは想定以上だった」としている。
★ジュニアロボットコンテスト、函館高専で開催(1日)ロボットフェス・インはこだて市民の会(白石勝士会長)主催の「ジュニアロボットコンテスト2016」が3月29~31日、函館高専で開かれた。市内の小学生11人が参加。最終日の31日はそれぞれが製作したロボットのコンテストが行われ、出来栄えを競った。
★天津線開設1年、利用率9割超の高水準(2日)函館と中国・天津を結ぶ天津航空の定期路線が3月31日、開設1周年を迎えた。利用率は90%以上を維持し、路線開設以降、ほぼ満席状態での運航が続いている。
★市社協、成年後見センター開設(2日)認知症などで判断能力が不十分な人の権利、財産を守る成年後見制度の専門的な業務を担う「函館市成年後見センター」が1日、市社会福祉協議会(奥野秀雄会長)内に新設され、開所式が行われた。
★新幹線効果、沸く道南(3日)3月26日の北海道新幹線開業から1週間、2度目の週末となった2日、新函館北斗駅や函館市の観光地では再び大勢の観光客の姿が見られた。市内の観光、商業施設の関係者は開業効果に一定程度の手応えをつかみながら、次のピークとされる大型連休の需要増にさらなる期待を寄せている。