【鹿部】道の駅「しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」の来場者数が27日、10万人を達成した。3月18日のオープンから2カ月強での到達に、川村茂町長は「(道の駅を)予想以上に利用していただいている。このペースで20、30万人と来てもらいたい」と期待を寄せる。
開業6日後に1万人を達成して以降、大型連休で拍車がかかり、今月2日には5万人を突破。同駅の人気は衰えるどころかさらに熱を帯び、連日多くの人でにぎわっている。
節目の10万人目となったのは、旭川市の小川満さんと静枝さん(66)夫妻で、午後1時20分ごろに来場。川村町長からタラコやホタテなど、1万円分の特産品を詰め合わせた記念品の目録が手渡された。2人は「道の駅巡りが好きで、木古内(みそぎの郷きこない)にも寄ってきた。恵山を経由して来たが、美しい景色が見れ、鹿部でプレゼントもいただけてとてもうれしい」と話していた。
川村町長は「温泉を核とした道の駅を観光に生かし、さらなる魅力向上に努めていく」と意気込んだ。(野口賢清)