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七飯峠下地区に道の駅効果 オープン1カ月

 【七飯】町峠下地区の道の駅「なないろ・ななえ」が3月23日のオープンから、1カ月を迎えた。国道5号沿いの好立地に恵まれ、滑り出しは運営側の想定を上回る大勢の来場者であふれた。周辺の商業施設や飲食店も「道の駅効果」に沸き、例年以上の忙しさだ。春の大型連休中も観光客などの立ち寄りが見込まれ、七飯にこれまでにないにぎわいを創出しそうだ。
 来場者は7日にオープン16日目で10万人を突破。1日当たり1万人以上来場する日もあり、22日現在で15万人を超えている。石川智支配人(62)によると、客層は七飯近郊の住民だけでなく、レンタカーを利用した外国人の個人客も増えており、アイスクリームなどの軽食を好んで買っていくという。
 3月23~25日の3日間は先着プレゼントもあったことから、館内は大混雑。春の大型連休を見据え、スタッフを7人増員し18人体制としたほか、「現場から上がった課題にすぐに手を打った」(石川支配人)といい、レジ待ちの行列を整える導線の確保、飲食テナント用の冷凍庫や爆発的な人気を誇っているソフトクリームメーカーを新たに購入した。
 あまりの多忙さに当初計画していたものづくりイベントなどはできない状態だが、物販の商品数を増やしたり連休中に試食販売を再び行ったりして特産品の魅力発信に力を入れる。石川支配人は「来場者がゆったりとできる空間を作りながら、親切に接客することが重要」と話している。
 町は道の駅を峠下地区活性化の拠点として位置づけ、周辺施設との回遊を促したい考え。道の駅での飲食提供は軽食でとどめ、他店との競合を避けるようにしている。国道5号をはさんで向かい側のラーメン店「武蔵坊弁慶」は3月23~31日、開業を記念して全品300円引きセールを実施。例年多くて1日当たり200~250人ほどの来店があるというが、セール期間は約350人と過去最大の忙しさだった。山内順店長(33)は「地方ナンバーの車が目立ち、新規の家族連れや年配の方が多かった。普段から地元食材を使うようにもしていて、七飯の発展に貢献したい」と話している。
 ラッキーピエロ峠下総本店は客層に大きな変化はないが、道の駅開業後の来場者数は前年同期比で10~15%増えたという。外国人観光客を乗せた大型バスが立ち寄る北海道昆布館は、同比20%近く伸びた。石川豊館長(43)は「日本の個人客が増え、道の駅効果を感じる。道の駅と昆布館を歩いて行き来する姿も見え、『昆布館の駐車場が広くなった』という考え方でタッグを組んでこの地域を盛り上げたい」、石川支配人も「町内の飲食店などとコラボレーションした企画を夏に向けて考え、峠下一体で取り組んでいきたい」と意気込む。(蝦名達也)

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