【知内】町ほうれん草生産組合(森永彰組合長、38戸)は13日、町重内の野菜集荷場で、町給食センターに町産ホウレンソウ12キロを無償で提供した。提供されたホウレンソウは翌日、ソテー380食に調理され、町内の幼稚園と小、中学校計5カ所の園児、児童、生徒、職員らが味わった。
この日は、橋本祐一副組合長(32)が「おいしいホウレンソウを味わって」と新鮮なホウレンソウを本間茂裕教育長に手渡した。本間教育長は「栄養価の高いホウレンソウを毎年ありがとうございます」と礼を述べ、「子どもたちにもふるさとや地域を愛する心を育ててほしい」と話した。
ホウレンソウの無償提供は、地産地消の取り組みの一環として行われ、秋まで数回続ける予定。町ニラ生産組合からも町特産のニラの無償提供が行われている。(神部 造)