函館市企業局交通部は3月1日から、市電の停留場「市民会館前」の名称を「函館アリーナ前」に変更する。昨年8月の施設オープンから半年以上が経過し、地域のランドマークとして定着。会場最寄りの電停として、利用者の分かりやすさを考慮した。
同部は施設オープン後、
「函館アリーナ前」を副呼称として使用していたが、3月以降はこれを逆にし、「市民会館前」を副呼称として併記する。今後、同電停のあんどんや各電停に掲示している時刻表や路線図、車内放送、1日乗車券などの印刷物を含め、新電停名に切り替える。同部以外の観光パンフレットなどの発行者にも働き掛けることにしている。
同部事業課は「昨年7月のGLAYライブを始め、各コンベンション開催時に市電の利用が増えている。ただ、『どこで降りたら良いのか』という問い合わせも寄せられているので、今後はより分かりやすくなるのでは」としている。(今井正一)