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タイ・エアアジアXがバンコク―函館線来夏就航へ

 タイを訪れていた函館市の官民トップでつくる観光客誘致訪問団が24日に帰函し、工藤寿樹市長はタイの格安航空会社(LCC)「タイ・エアアジアX」が来夏をめどに函館―バンコク線の新規就航を計画していることを明らかにした。2013年から続けてきたトップセールスが実を結んだ格好で、東南アジアとの直行便就航に関係者は大きな期待を寄せている。
 工藤市長や松本栄一函館商工会議所名誉会頭ら一行14人は23日、同社を訪問。工藤市長によると、会談したナッダー・ブラナシリ最高経営責任者(CEO)から、函館線は来年8、9月ごろの就航を予定し、新千歳―バンコク線は来春の運航再開に向けて調整中だとする話があったという。
 市は、訪日客拡大を目的とした国の支援策を活用し、着陸料を3年間無料とする方針。現地で函館の知名度を上げるため、同社と連携してPR強化にも取り組む。
 路線開設を巡っては、トップセールスを受けて15年にブラナシリCEOら幹部が来函するなど、以前から同社が定期便開設に意欲を示していた。タイは、国際民間航空機関(ICAO)によって「航空安全体制に重大な懸念がある国」として指定されていたが、10月に解除。訪問団は同社のほか、タイ国際航空にも足を運び、新規就航を要請した。
 市によると、昨年度にタイから函館を訪れた観光客は1万8841人。中国、台湾に次ぐ入込数で、直行便就航が実現すると一層の増加が見込まれる。工藤市長は「正式発表を待ちたい」とした上で「大きな成果を得た。タイは親日国で寒い地域への憧れもあり、極めて期待している。市民が安くタイに行けるのも大きい」と話した。
 市内の観光、ホテル関係者も直行便就航の可能性が高まったことを喜ぶ。訪問団に参加した函館山ロープウェイの竹村隆社長は「長年のアプローチが奏功した。台湾と同じくらい大勢の旅行客が訪れることを期待したい」と歓迎。
 函館ホテル旅館協同組合の遠藤浩司理事長は「海外客は政情不安などで入り込みの増減が激しいが、東南アジアとの新しいチャンネルでさまざまな国の旅行客が増えるのは安心につながる」と期待感を示している。(山田大輔)










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