市立函館保健所は28日、函館市内で新たに159人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。また、市内の自衛隊函館駐屯地、函館少年刑務所、介護事業所の計3件でクラスター(感染者集団)が発生したと明らかにした。市内の感染者数は延べ2668人。
感染者の年代別内訳は10歳未満19人、10代35人、20代22人、30代28人、40代27人、50代8人、60代11人、70代6人、80代3人。159人中軽症が130人、無症状29人。このうち100人が既往患者との接触歴があった。5人が入院したほかは入院などに向けて調整中。
また、クラスターは自衛隊駐屯地で20~27日にかけて25人、少年刑務所で22~26日にかけて9人、介護事業所で24~27日にかけて14人を確認。同保健所によると濃厚接触者は特定済みで、順次検査を実施しているという。