函館、北斗両市の3神社が、各神社を夏詣(なつもうで)で巡って御朱印を集めると、記念品を贈る企画を30日に始める。亀田八幡宮(函館市八幡町)、湯倉神社(同市湯川町2)、七重浜海津見神社(北斗市七重浜7)で、参拝を呼び掛けている。
夏詣は、東京・浅草神社が2014年に提唱した風習で、年明けから半年間の無事を感謝し、7月以降の平穏を寺社仏閣に祈る。
道南では、3社が夏詣を受け入れており、今回は新たな風習を広く知ってもらおうと、3社が協力し企画。3社の御朱印を集めた人は記念品としてペン型の特製除菌スプレーを贈呈する。期間は7月31日まで。
19年から夏詣を行っている湯倉神社は期間中、境内に風鈴棚や花手水を設け、伊部宗博宮司は「今年後半の平穏無事を祈りながら神社に親しみを感じてほしい」と話している。(鈴木 潤)