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函館競輪場、一部改装で利便性アップ

 函館市は7日、場内の一部をリニューアルした函館競輪場(金堀町)の内部を公開した。新たにラウンジやフードコートスペースを設けたほか、元競輪選手によるレースガイドコーナーを設置するなど、来場者の利便性を高める工夫をこらしたアイデアが随所に施されている。
 今年度から同場を運営する、富士通グループで公営競技サービス提供の「トータリゼータエンジニアリング」(東京)が改修を手掛けた。同社は、神奈川県の川崎市と小田原市でも競輪場を運営し、そのノウハウを函館競輪場にも取り入れた。
 主な改修内容は、2階にあったキッズスペースを1階に移設。2階には1階の食堂のメニューをデリバリーできるフードコートを設けた。また、3階には多目的に利用できるラウンジスペースを新設。大型モニターも設置され、開催日以外の一般へのレンタルも検討している。
 このほか2階には昨年度まで現役選手だった藤田篤さん(53)と川口輝明さん(55)がレースや選手についてのアドバイスを行う「テルと番長のガイダンスコーナー」を設ける。2人は「選手の裏話なども交えながら、皆さんに競輪の楽しさを伝えていきたい」と話している。さらに本場開催日には場内のテレシアターからネット配信も予定する。
 車券購入は、昨年度までの同場専用電子マネー(eスマート)を使うシステムから現金での販売に切り替える。トータリゼータエンジニアリングの荒山盛さんは「現金利用を望む声の多い競輪ファンのニーズに対応した。将来的にはキャッシュレスで購入できる方式も取り入れていきたい」と話す。また、最高3場までだった場外発売を4場に増やし、AI(人工知能)による予想情報を提供するモニターも導入。荒山さんは「コロナ禍で大々的な集客イベントの開催は難しいが、市民が気軽に競輪場に足を運んでもらえるように、これからも工夫をしていきたい」と話している。
 今年度は8日から場外発売を開始。15日に函館ナイター(F1)で本場が開幕する。(小川俊之)










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