はこだてみらい館(函館市若松町、キラリス函館3階)で12日、開館3周年を祝う企画展「見る・知る・感じる宇宙展」が始まった。11月4日まで。
同館は、2016年10月15日オープン。国内最大級の高精細LEDディスプレイや、ぐるりと映像を楽しめる「360スタジオ」などIT技術に触れられる。
今回は、宇宙食や宇宙航空研究開発機構JAXA(ジャクサ)のフライトスーツ、100分の1サイズのロケット模型などを展示するほか、館内に約30枚の人工衛星や宇宙に関する資料を展示している。
また、触って楽しむことができ、現在の雲の様子や海水温度、他の惑星の様子などを楽しめるインタラクティブ地球儀「スフィア」、宇宙船のコックピットからの視点で旧函館区公会堂を360度探索できる「函館ツアーズ」を公開しているほか、VR(仮想現実)で宇宙空間を見渡せる「mitaka(ミタカ)」、大型ディスプレーを使い楽しむゲーム「STAR STRIKE ULTRA」など、続々と宇宙に関するコンテンツが登場する予定。
登別市から家族で訪れた金澤耀雅君(6)はスフィアを体験し「月や太陽など、初めて(立体で)見た。北海道は思ったより小さかった」と話していた。(伊藤 尚)