【上ノ国】町の夏を彩るイベント「エゾ地の火まつり」(実行委主催)が、14日、上ノ国小グラウンド(町大留)で開かれた。花火大会やパフォーマンスステージなど多彩な催しを展開し、来場者は夏のひと時を満喫した。
まつりは昼の部と夜の部の2部構成で、昼の部は江差高と上ノ国高のダンス愛好会による華やかなステージや、地元のバンドによる演奏などが会場を盛り上げた。
夜の部は、町内から3台の山車が集結し、祭ばやしの競演により幕開け。続いて北海道大学のYOSAKOIソーランチーム「縁(えん)」がパワフルな舞い踊りを披露。ゲストによるジャグリングショーやマジックショーなどのスペシャルパフォーマンスも繰り広げられた。
クライマックスでは8本の巨大たいまつの炎をバックに地元の有志による龍焔太鼓(りゅうえんだいこ)が力強く熱演。ラストは1500発の花火が盛大に打ち上がり、来場者の歓声が響いた。(小川俊之)