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フィリピンへのリコーダー400本 西高生が洗浄協力

 フィリピン・パラワン島エルニド村の小学校に寄贈するための中古リコーダーを集めていた「エルニドリコーダープロジェクト」に400本もの善意が寄せられた。15日には函館西高校(佐藤裕之校長)の生徒有志が協力して洗浄作業を実施。乾燥後に梱包して、近く、現地に送られる。
 同プロジェクトの呼び掛け人は、ヒュークリエイト(日吉町2)代表の佐々木浩平さん(39)。昨年の社員旅行で同村を訪れ、現地でダイビングショップを経営する大塚義之さんが楽器を贈る取り組みをしていることに共感。市教委などの協力もあって、昨年11月に市内全中学校に回収箱を設置した。同12月までに各校回収分のほか、郵送でも寄せられ、市内の教材会社からは新品100本の寄付もあった。
 一方、西高では「NIE」(教育に新聞を)の一環として1年生の国語の時間に新聞記事を活用する授業があり、生徒が同プロジェクトを紹介した記事を活用し、関心が広がっていたという。佐々木さんの母校ということもあって設置した回収箱には約40本が集まり、洗浄ボランティアの協力も実現した。
 作業には、ボランティア委員会や図書委員会の有志約20人が参加。ほとんどがソプラノ、アルトリコーダーだったが、中には一回り大きいテノールリコーダーも数本あった。著しい汚れや破損は少なく、生徒らは分担して手際よくリコーダーの内外を洗っていた。
 2年生でボランティア委員会の山﨑優委員長(17)は「使わなくなったものがこうして善意で回っていくようですごいなと思う。頑張って洗います」と話していた。
 佐々木さんは「思った以上に反応があった。捨ててしまうとごみになってしまうが、集めることで活用してもらえる。これからも活動の知名度を上げて続けていきたい」と話していた。今後、リコーダー用の楽譜と合わせて送る予定で、現地での活用状況はSNSなどを通じて報告する。(今井正一)

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