函館の歴史的風土を守る会(佐々木馨会長)主催の小中高生による写真公募展「第16回ふるさと写真コンクール」の表彰式が11日、函館市地域交流まちづくりセンターで開かれた。金賞には函館ラ・サール中学校2年の黒沢友博君の作品を選出。入賞者に佐々木会長から記念品などが贈られた。
同コンクールは、小中高生が函館の魅力を再発見してもらおうと毎年開催している。今年は昨年の約2倍の103点の作品が集まった。
金賞となった黒沢君の作品は「お疲れさま、お帰りなさい。」。愛情をかけて市電を清掃している様子を収めた。佐々木会長は「今年は春夏秋冬のバラエティーが豊かで、素晴らしい作品がたくさん集まった」と講評した。
作品は、12~14日に五稜郭タワーアトリウムで展示される。
(北川隼夢)
金賞以外の主な入賞者は次の通り(敬称略)。
▽歴風会会長賞=山崎亮太(函大付属柏稜高3年)▽企業局長賞=山崎悠介(函館本通小4年)▽銀賞=山崎悠介、大久匠士(函館ラ・サール中3年)、肝付凱帆(函館ラ・サール高3年)▽銅賞=山木美奈(函館千代田小6年)、加村妃莉(函館銭亀沢中1年)、黒沢友博(函館ラ・サール中2年)、青木沙也花(大野農業高1年)、山崎亮太