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最強寒波で函館氷点下11・2度 車、水道トラブル相次ぐ

 北海道付近で冬型の気圧配置が強まり、観測史上最も強いレベルの寒気が流れ込んだ影響で、8日の渡島・桧山地方は冷え込みが厳しくなった。函館市内では水道凍結や車のバッテリー上がりなども急増。函館地方気象台によると、気温の低い状況は1週間程度続く見通しで、今後も注意が必要だ。
 札幌管区気象台によると、8日午前9時に札幌の上空約1500メートルで、1957年の統計開始以来以来最も低い氷点下24・4度を観測。気象庁の速報値では、最低気温(午後8時現在)は森で観測史上最低となる同18・8度、函館同11・2度、江差同10・4度など観測16カ所すべてで氷点下10度を下回った。最高気温は森同10・7度、函館同8・8度など各地で平年より8度以上低かった。
 日本自動車連盟(JAF)函館支部によると、午後5時現在でバッテリーの不具合とみられる出動要請は15件あり、同支部は「通常であれば朝に数件程度だが、8日は多かった。気温が上がらず、午後も要請があった」という。
 市内の共同住宅の駐車場には、午前10時半ごろに通報を受けたJAFのロードサービス隊員が駆け付けた。「朝9時ごろにエンジンがかからなくなった」と乗用車の70代男性。エンジンは自力で始動したものの、バッテリーの老化が一因で、隊員はエンジンを切らずに最寄りの整備工場へ向かうように助言した。上野平厚隊長は「バッテリーは気温が低すぎると出力が弱まる。いつもと違う音がしたら、すぐに整備工場へ」と呼び掛ける。 
 函館市企業局が業務委託する水道修繕センター(西桔梗町)には、水道凍結に関する問い合わせが60件寄せられた(午後7時現在)。氷点下4度以下で凍結しやすくなり、週末にかけても気温の上昇は見込めないことから、同センターは「外出や就寝時のこまめな水抜きが効果的。一旦凍って寒さが続くと溶けづらくなり範囲も広がる恐れがあるので早めに連絡してほしい」と呼び掛ける。
 交通機関への影響もあった。降雪のため、全日空(ANA)は函館―羽田間1往復2便を欠航し計328人、日本航空(JAL)は函館―奥尻間1往復で約20人に影響。しけでハートランドフェリーが江差発奥尻行き1便、津軽海峡フェリーは函館―大間間3便を欠航。列車も降雪や凍結によりポイントの不具合が多発し、JR北海道では普通列車が遅れ、道南いさりび鉄道は計4本に運休や遅れがあった。
 また、午後8時から豊川埠頭(ふとう)沖で打ち上げを予定していた「函館海上冬花火2019」は強風と高波の影響で中止となった。9、10日も開催可否は当日の午後4時をめどに主催者のホームページで発表する。(小杉貴洋、山崎純一、深津慶太、北川隼夢、金子真人)

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