港認定こども園(函館市港町1)で1日、豆まきが行われた。函館北消防署亀田本町支署の消防士が鬼の姿で現れると、園児たちは怖がりながらも落花生をぶつけていた。
約60人の園児が、手作りした鬼の面や紙製の升を身に付けて参加した。「鬼のパンツ」などの歌を合唱した後、赤鬼と青鬼が突然登場し、中には大声で泣く園児も。園児たちは「鬼は外」と元気よく声を出して豆をぶつけると、鬼は降参した。
消防士たちは「もう悪いことはしないので、火遊びはしないでね」と呼び掛けた。園児の可香隼人ちゃん(6)は「ちょっと怖かったけど、豆をまくのは楽しかった。今年は1年生になるので頑張りたい」と話していた。(深津慶太)