1日開幕した「開港5都市景観まちづくり会議2018函館大会」(実行委主催)は3日、最終日を迎えた。市地域交流まちづくりセンターで大会旗の引継ぎが行われ、函館大会の佐々木馨委員長から、来年の開催地となる横浜大会の宮川眞寿美委員長へ、大会旗が引き継がれた。
同大会は開港という共通点を持つ5都市の関係者が意見交換や交流を図ろうと、函館と横浜、神戸、長崎、新潟の5都市が持ち回りで開催している。
締めくくりとなる分科会の報告では、アイヌ文化やコンクリートなどをテーマに、2日に実施された市内見学の様子をそれぞれ紹介。若者を中心に各都市の活動を紹介するFG(フューチャージェネレーション)の発表では、横浜市都市整備局の山田渚さんが代表し、取り組み内容を解説した。
次回開催地へ旗を手渡した佐々木委員長は「今大会は函館ならではのもてなしができたと同時に、次のステップを模索するものとなった」と話し、宮川委員長は「横浜大会では横浜市民にも協力してもらい大会を成功させたい。ぜひ期待してほしい」と力を込めた。(野口賢清)