函館市青柳町の函館公園内にある遊園地「こどものくに」が19日午前10時、今季のオープンを迎える。園内を走る新幹線遊具はH5系カラーの「はやぶさ号」に生まれ変わり、早速人気を集めそうだ。
これまでの車両は200系新幹線を模した「やまびこ号」。両端の車両の先頭部分や古い部品を一新し、塗装を施した。
17日、報道関係者向けにお披露目され、招待された谷地頭保育園の園児42人が一足早く乗車。「出発進行!」と元気よく声を上げ、1周約100メートルの旅を楽しんだ。
先頭車両に乗った熊谷悠聖ちゃん(6)は「かっこいい。本物の新幹線にも早く乗ってみたい」とにっこり。運営する北海興業の加藤健一社長(47)は「遊具を機に、北海道新幹線に興味を持つ子どもたちが増えてくれれば」と話す。
営業時間は平日午前11時~午後4時、土・日・祝日は午前10時~午後5時。問い合わせはこどものくに(☎0138・22・5039)へ。(稲船優香)