道内最大級のアジサイ園がある函館市上湯川町の公園「市民の森」で23日、アジサイフェスタ(市住宅都市施設公社主催)が開かれた。来場者は見頃を迎えた色とりどりのアジサイを眺めながら、多彩な催しを楽しんだ。
同公園には約20種1万3000株のアジサイがあり、現在はアナベルやホンアジサイ、カシワバアジサイなどが見頃を迎えている。
イベント会場では、たこ焼きやカレーなどの屋台が並んだほか、クイズラリーや挿し木体験会など多彩な催しが開かれ、多くの家族連れらでにぎわった。母と訪れた北斗市の小山華林さん(9)は「ブルーのエゾアジサイが一番好き。挿し木体験も楽しかった」と話していた。
同公社によると、今年の同公園の開花状況は平年並みで、8月下旬まで楽しめそうだという。(金子真人)